2021年05月14日

ダミアン・ハーストの虹

スクールの壁面に、こんな作品が展示されましたぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

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こちらはイギリスを代表する現代アーティストの一人、ダミアン・ハーストによる作品です
ダミアン・ハーストは1965年に生まれ、現在も精力的に活動を続けています。

2点の作品"Butterfy rainbow"、"Butterfly heart"は、鮮やかな色合いで見ると明るい気持ちに!かわいいぴかぴか(新しい)
実はこちら、新型コロナウィルスの流行を受けて彼がチャリティ用に制作、販売されたリミテッドエディションの一つです。
売り上げは医療活動などに寄付されます。

イギリスや欧米の国々では、こどもたちが虹を作って家の窓に貼り、道ゆく人々を元気付けるムーブメントが起こったそうです。
そんな影響も受けて作られたはこちらの作品は「Hope」希望を表す作品として発表されました。
(ダミアン・ハーストのWEBからもポスターのデータをダウンロードする事ができます目)

かわいいかわいいかわいい

さて今回は、実際の作品鑑賞の後、みなさんオリジナルの「希望」の虹作りを行いました。

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虹の中に蝶の羽があることなどを発見しながら作品鑑賞をしました。

また、スクール特製のワークシートを元に、いくつかの過去作品を見てもらい、どうしてそんな風に表現されているのかじっくり考え意見を交換しました。
ハーストの作品では「死」が重要なテーマとして扱われており、ショッキングな作品も多いのが特徴です。
ガイコツを何千ものダイヤモンドで装飾した作品では、「こわい!」という印象の他、「生きてる時によくがんばった!ということ」「死を悼むため」といったユニークな意見も!

かわいいかわいいかわいい

今回は、制作の前に言葉や色鉛筆でのイメージスケッチも描いてもらいました。
ハーストは、「希望」を表すために、虹・ハート・蝶の羽といったモチーフを選びました。
皆のイメージする「希望」のモチーフはなんでしょう??

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お花、お菓子、ユニコーンなどの具象的なアイディアの他、夢、水玉模様、平和など、抽象的なアイディアもたくさん出て来ました。
幼児クラスでは「希望」という言葉を置き換え、「見ると嬉しくなるような虹」と伝えたところ...

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とてもカラフルな色合いで紙いっぱいに表現してくれました!

さて、本番ではどんな作品ができたでしょう晴れ
スケッチで掴んだイメージを元に、絵の具で大きな虹を描いていきました。

かわいいかわいいかわいい

幼児クラスではハート型の虹が人気でした揺れるハート


こちらのユニークなハートの虹は、細かいところまで丁寧に塗られています。
ワンピース、お花などが隠れており、よく見るとお寿司も!
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柔らかな色とにじみが印象的な作品です。混色で様々な色を作り、素敵な色合いを表現しました。
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星型の虹も!色と模様を何層も重ねて描かれています。
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かわいいかわいいかわいい
KIDSクラスでは、さらに細かな表現が見られました。


こちらの作品はよく見ると...
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たくさんのお菓子!
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思わず微笑んでしまうような、楽しい虹ですね。


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こちらでは鳥が咥えたブラシで虹が塗られており、デザインがよく練られています。


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華やかな作品!
空間もきれいで、鮮やかなブルーとイエローの映えていますね。


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太陽の昇る清々しい景色を虹に入れ込みました。かっこいい!ぴかぴか(新しい)


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朝から夜への光の変化を丁寧に描いています。
猫の模様もとてもよく描けました猫


みなさんのびのびとした、素敵な虹が出来上がりましたぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

切り抜いた虹を、スクールの窓べに飾ってみましたハートたち(複数ハート)
こんな虹があったら、つい足を止めて見てしまいます〜かわいい

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posted by TAS at 14:51| Comment(0) | 鑑賞

2021年03月06日

鬼滅の刃 煉獄杏寿郎さんの日輪刀をつくろう



さてさて、ここ何カ月も教室のBLOGをアップしておりませんでしたが・・

鬼滅の刃、煉獄杏寿郎の日輪刀をつくりましたexclamation
少しずつ、昨年の分も振り返りながらご紹介させていただきます!





まずはプライベートレッスンから・・


煉獄さんの日輪刀を作りた〜〜い目 というリクエストに応えて
急遽チャレンジ



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まずはやっぱり計画書
とはいってもイラストで描く以上にT君の頭の中には
日輪刀のイメージはばっちり入っているのです。
計画はそこそこに、すぐに手で考えながら作り始めますパンチ

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やっぱり一番身近で、手軽なものといえば段ボールるんるんDSC_0674.JPG

少し大きめの物を体のサイズに合わせてカットしていきましょう

薄手の段ボールでも重ねるので大丈夫

紙は重ねれば重ねるほど丈夫になるし好きな厚みに調整できるんです


鞘は刀の長さや幅より2,3まわりほど大きくしましょう



鞘から刀をスパっと抜くの、かっこいいもんね猫



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刀の中身は2枚の段ボールひらめき

幅をやや細めに切り抜いたら、新聞紙と習字の半紙を張り子の要領で

ペタペタと張っただけ!

けれど、これがとっても丈夫で固くなるんです。

まるで木刀みたいに固〜くなりますexclamation


そして、ちょっとしたコツだけれど、緩やか〜なカーブを描くように

紙を貼り付けます

ただ真っ直ぐな線だと単調な形になってしまいます・・


一日目はこれで終了。


しっかり、ゆっくりと固めて、紙に接着剤をよく浸透させます手(チョキ)






そして、カチカチに硬くなったところで、いよいよ着彩です


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めっちゃ真剣

煉獄さんをイメージしながら色を作りかっこいい日輪刀にしましょう



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「悪鬼滅殺」のサインもいれないとグッド(上向き矢印)


面相筆で何回もほかの紙に書いて練習しました

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さあ〜〜完成です!

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「炎の呼吸・壱の型 不知火」

「弐ノ型 昇り炎天」



「心を燃やせ・・・・・・!」













Y.N




posted by TAS at 19:42| Comment(0) | プライベートレッスン

2021年02月05日

教室の再開および人数制限と体験・ご入会についての重要なお知らせ(2021年2月現在)

会員の皆様、ご関心をお寄せいただいている皆様へ

Blogでのご報告が遅くなりましたが、当スクールでは、
新型コロナウィルス感染拡大に伴い3月から5月中は振り替えレッスンを含め
全ての講座を休校期間といたしましたが、各種学校も通常通り再開されたことから
昨年6月より通常レッスンを再開させていただきました。
長らくご心配をおかけいたしました。

また、休校期間中や再開時には多くのご支援や励ましのお声を頂戴し、
感謝の気持ちでいっぱいです。
講師一同心より御礼申し上げます。

昨年からこれまでのところ、当スクールの受講生や講師は感染にかかわる
特段のご報告はなく、日々できる限りの感染防止対策を徹底しつつ
通常レッスンを行っております。
しかしながら未だ世界的にコロナ収束には至ってはいないことから
大変恐縮ではございますが、入室できる人数を大勢とならないよう
制限をさせていただいております。

そのため誠に恐れ入りますが、ほとんどのクラスはプライベートレッスン含め
満席となっており、2月現在のところ体験レッスン・ご入会共に
ご新規のお申し込みをお受けするのが非常に難しい状況です。


【姉妹校について】
月島アートスクールの姉妹校が、中央区湊3丁目にございます。
湊アートテラス

水曜日から土曜日までレッスンを行っておりますが、
こちらも少人数制のため1講座7名以下となるようレッスンを行っております。
現在のところ若干名空きがございますので
お近くにお住まいの方は是非ご利用いただけますと幸いです。


両校共小さな教室ゆえ、ご不便をおかけし心苦しいばかりではございますが、
皆様のご理解・ご協力をいただけますと幸いです。


現在は緊急事態宣言中ではございますが、少しずつ重傷者数の減少
もみられるようで、そのような報道に接すると一日も早く事態の終息を
願うばかりです。
そのような中、教室で受講生の皆様と制作できる有難みとご指導の機会をいただいていることに
大きな喜びを感じている毎日です。
感謝の気持ちを忘れずに一日一日大切に過ごしてまいりたいと存じます。

また、少しづつではございますが、対面レッスン以外にも会員様向けの
オンラインレッスンや指導案作成も行っております。
まだまだオンライン上では不慣れではございますが、
ご希望の方にはご案内いたしますのでお申し付けくださいませ。


皆様におかれましては、健康と安全にくれぐれもご留意いただき、
お気を付けてお過ごしいただきますようお願い申し上げます。

ご報告まで。


講師一同



posted by TAS at 23:45| Comment(0) | 大切なお知らせ

2020年02月29日

動物画を描く(小学生)

2月の後半は前回学んだ水彩絵の具のテクニックを使って、動物を描きます。

今回のポイントは、白い場所に絵具の白を使わない事!

「え〜、じゃあ、どうやって白くするの〜??」
各曜日同じが質問が返ってきました(笑)

答えは、紙の白を残す、です。

みなさんが使っている水彩絵の具の白は不透明色なので、水彩絵の具の魅力である透明感を半減させてしまう可能性があるのです。
白は色を作る時に使うことが多いので、さほど出番がないといえば...ない色ではありますアート

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色を薄くしたいときは、こちらも白を混ぜるのではなく、水をいれます。
そして乾かないうちに他の色を乗せることで、水となじんでふわふわの毛並などの表現ができます。

さて、どんな作品ができたか見てみましょう目
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狼と山猫!どっしりとした感じが出ていて、毛並も細かく一筆一筆丁寧に描かれています。

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笑っています^^
キラキラした大きな目が印象的です。

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桜の木に止まっている小鳥。
桜のぼかしがとてもうまく、メインである小鳥が目に飛び込んできます。
学んだテクニックを色々使えています。

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こちらもぼかしを効果的に使って、水の表現がよくできています。
クロコダイルの鱗まで細かくかかれています!
草むらもドライブラシの技法を使っています。

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緑と虎の黄色のバランスが良いですね!
少し眠たそうな虎も可愛いです。

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孤高の狼の雰囲気がよく伝わってきます。
横顔も特徴をよく捉えられていて、着彩もぼかしが効果的に使われています。


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コアラの毛並とその枝のグラデーションで立体感が出ています。。
コアラも笑っていてかわいいですね。

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白い毛がふわふわです。さわり心地まで想像できそうです。

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シマウマやキリンなど柄がある動物をかくのは、忍耐が必要です。
乾く前に縞々をいれてしまうと...にじんでしまってメリハリがなくなってしまうのです。
こちらは、綺麗にできましたね!
水彩画は乾くまで辛抱強く待つという苦行(?)もあります。
よく、耐えられました(笑)


最後に講師のサンプルです。
こちらの絵には白は使っていません。
毛並の白や目の光の部分は、紙の白を残しています。
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数をこなしていけば、絵具の乾き具合を見て、どのタイミングで色を入れると、どのような効果になるか...などが把握できるようになってきます。
そうなると、一層水彩絵の具使って絵を描く事楽しくなってくると思います。
次回も水彩絵の具の課題がつづきます。

がんばってマスターしていきましょう!

何かと心配な情勢ではございますが、事態の早期の終息を願い、また全国の羅患された方々にお かれましては一日も早い回復とお見舞を申し上げます。

EH




posted by TAS at 15:07| Comment(0) | 絵画

2020年02月27日

抽象画を描く(幼児)

少し時間が空いてしまいましたが,

2月の後半は前回学んだ水彩画のテクニックを使って、抽象画を描きます。

抽象画を描こう!と言ってもなんのことやら???

という事で、はじめに抽象画がどんな絵なのかという説明から始めます。

そしてその後、描きたいイメージを膨らませて描いていきます。

子どもたちは、何かを思いついた後、すぐに筆を走らせ始めます。
その迷いのない事と言ったら、大胆ですわーい(嬉しい顔)


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こちらは、海をイメージして描いているようです。
たくさんの色がありますね。
まるで竜宮城みたいです。

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完成!


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大きな火の玉だそうです!
太陽のような力強さが伝わってきます。
吹き流しを上手く使って描いていますね。

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デカルコマニーとバチックを使っています。


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好きなものだそうです。
色の組み合わせが優しいですね。

心や頭の中のイメージを色や形で表現するのは面白いですね。

このような時期なので、教室で作ったり描いたりして楽しかったことをもう一度、ご家庭で復習してみるもの良いかも知れません。

抽象画は絵の具を使わなくても、折り紙や色紙、雑誌の切り抜きなどを使って表現しても面白い作品と出会えそうです。

何かと心配な情勢ではございますが、事態の早期の終息を願い、また全国の羅患された方々にお かれましては一日も早い回復とお見舞を申し上げます。

EH

posted by TAS at 13:51| Comment(0) | 絵画

水彩絵の具の使い方( モダンテクニック)

2月は水彩絵の具の使い方を学びます。
こちらの課題は各クラス共通です。

水彩絵の具は小学校でも使うので、みなさん馴染みのある画材の一つだと思います。
しかしながら、苦手意識をもっている大人の方も多く...あせあせ(飛び散る汗)
油絵具やアクリル絵の具と比べると、基本的に水で溶かして着色できるので、とても手軽な画材ではあるのですが…。
色の組み合わせや水の量の調整、乾く時間などが把握できてくると、表現がより豊かになると思います手(グー)

さてさて、では早速。

「前にやったよ〜」
という子もいれば、初めての子もいます。

まずは基本的な水の量で色の濃淡を調節する事から入ります。
同じ色でも水の量で色が変わるのです。

次は2色以上の絵の具を混ぜて、にじみの観察。
一つの色が完全に乾いてから、重ね塗りもしてみます。
同じ色でも塗れている時と乾いている時とでは、全く違う表情になります。

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さて、お次は…

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乾く前にいろんな色を入れてみます。

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画像の上部は「ふきながし」という技法です。
塗れている間にストローで拭くことでこのようにひろがります。
下部は「ドロッピング」
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ポロックみたいで綺麗ですexclamation

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こちらは、デカルコマニー
紙を半分に折って、片面に絵具を付けて再度折ります。
出来上がりを想像しながら着色している子もいました目

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スパッタリングぴかぴか(新しい)
紙の上に型紙をのせ、その上を網目に絵具を付けてたブラシで網目をこすります。

実際の作業はこんな感じ
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みんなで様々な技法を試してみました。
2月の3,4週目は、幼児クラスが「抽象画」小学生は「動物画」の課題になります。

どんな作品が出来るか楽しみですね!

最後に…色を薄くしたいときは、「白」と混ぜるのではなく「水」を混ぜます。
簡単なことですが、つい忘れがち。白は不透明なのであまり入れすぎると、せっかくの水彩の持ち味である「透明感」がなくなってしまうのです。

さて、次回はみんなの作品を観察しながら、学んだ技法をどんな時に使えるか、などのお話もしていきます。



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posted by TAS at 13:33| Comment(0) | 絵画

2020年02月20日

紙で作るコスチューム・昆虫デザイン(小学生)

1月の後半は、切る、曲げる、折るなどの紙の特性をいかし、半立体の作品をつくります。いろんな質感の紙も用意し、手でちぎったり、丸めたり。


お次は小学生クラスのご紹介です。
小学生のコスチュームデザインは具体的なテーマが多くみられました。

例えば、どこかへお出かけする時の服装、特別な日に着たい洋服。
成人式での着物?!など。

昆虫に関しては、綺麗な色の虫の表現方法や、以前習ったことを取り入れたり、背景にこだわったり。
1つのデザインとして捉えている子が多くいました。

さてさて、実際の作品を見てみましょう。

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こちらは、リボンの柄をいかしたストライプのトップスにバルーンのようなボトムスとのバランスがとても素敵です。

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メッセージもはいっていますね。デートかな?ハートたち(複数ハート)

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こちらは着物。細部も丁寧に作れています。

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スポーティーですね。
スニーカーのディティールがかっこいいです。


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こちらは骨骨!
とても独創的なコスチュームです。袖やボトムも骨のデザインです。
ステージに立つミュージシャンのようですね!

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こちらは小悪魔でしょうか目
スカートの裾と袖口のデザインも立体的でこんな洋服があったら面白いですね。

お次は昆虫。
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立体にした木にいろんな昆虫がとまっています。
甘い蜜をみんなで味わっているのかな〜。


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玉虫色のクワガタです。
どうやって玉虫色を表現するのか試行錯誤していました。
とても綺麗に仕上がっています!

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こちらは、昆虫の周をカラフルにデザインしています。
以前教室で覚えた、クイリングも取り入れています!


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まるで本物のような存在感!
てんとう虫さんにげて〜!!!



最後に講師のサンプルをご紹介。
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子どもたちの作品に触発されて、また新しく作りたくなりました(笑)


posted by TAS at 12:06| Comment(0) | 工芸・デザイン

紙で作るコスチューム・昆虫デザイン(幼児)

1月の後半は、切る、曲げる、折るなどの紙の特性をいかし、半立体の作品をつくります。いろんな質感の紙も用意し、手でちぎったり、丸めたり。

女の子はコスチュームデザインが好きかな〜と思っていましたが、昆虫を作りたい子も。その子が好きな方を作ってもらいました。

まずは、幼児クラスからご紹介します。


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これはクモかな?
一番後ろの脚がキラキラしていてかっこいいですね!
クモにはいろんな模様がありますが、その模様をいろいろなアイディアで表現しています。

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こちらは蝶々。
胴体の部分も立体的に作れています。

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こちらはカブトムシ。
前足のギザギザまでこまかく観察ができています。角にこだわりを持って作っていますね。
とても強そう!


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ハサミをつかって細かく切る事も大切です。

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みんな気を付けながら、器用にハサミを使っていました。

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とてもゴージャス!
ウエディングドレスかな?
ベールが風になびいているように見えて、花嫁さんのウキウキ感が伝わってくるようです。
とても躍動感があります。


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こちらもとてもゴージャスです!!
ピンクのスカートが互い違いになっているのがオシャレ!

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講師に手伝ってもらいながら、とても真剣に取り組んでいます。

コスチュームを作る子は自分が着てみたい服を楽しく作っていました。昆虫組は参考となる昆虫の細部まで見て、それをどうやって表現するかと試行錯誤していました。
どちらの課題も発想力や観察力の練習になっていることでしょう。


今回は子ども達の柔軟な発想をたくさんみる事ができ、講師たちにとっても新鮮な発見や驚きがあって楽しいレッスンとなりました。

最後に講師の作品をご紹介
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カラフルな昆虫です。
こんな昆虫がいたら昆虫への苦手意識も薄れるかも知れません。


posted by TAS at 11:21| Comment(0) | 工芸・デザイン

2020年01月25日

2020年のわたし(小学生)

小学生は自画像です。

今回は顔を描くときの基本を押さえてから描きました。
描き方が分かってくると、迷うことがなくなってくるので集中することができますね。

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このように基本的な線を引く事で、眼鼻口耳などの位置が正確に測れるようになります。

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特徴が捉えられています!

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とてもかわいらしく描けています。


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鉛筆を持っている手の角度が正確ですね。

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凛々しくお団子をもっています!!
シャツにかかれている文字も上手く表現されていてますね。
背景の色がカラフル!
自画像に使われていない色を使っているのも良いですね。

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髪の毛の感じや瞳の詳細、頬骨など細やかに表現されています

人物を描くためには、骨格や筋肉などを理解する...というと難しく思えますが、入り口として顔の中心と横に線をいれて、パーツごとに観察することで、距離が測れるようになり、自分の中で描きやすいようなルールも作れるようになります。
そのようなルールがあると、骨格や筋肉の理解もスムーズに入れると思います。

そうすると似顔絵も描けるようになりますねわーい(嬉しい顔)

今度はお互いの顔を描き合うのも良いかもしれません。

今年もみんなが絵を楽しく描けるように、講師共々がんばります手(グー)

今年もどうぞよろしくお願い致します。


posted by TAS at 16:16| Comment(0) | 絵画

2020年の目標(幼児)

オリンピックイヤーの2020年がスタートしました。
オリンピック選手が金メダルを目指すように、みんなも今年一年で、出来るようになりたいこと、やりたいことを絵にしてもらいました。


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凧を高く飛ばしています。凧をみあげている様子がとても出ています!

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8段の跳び箱場とべるのが目標ですね!
手を着く位置や足の開き具合などの細部まで描かれています。
飛んでいる顔も真剣!
きっと飛べるようになるね。


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うんていを渡りきって満足そう!
ユニコーンのTシャツとうんていの色のコントラストもかっこいいです。


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海釣りだそうですよ。荒々しい波が日本海を彷彿とさせます。
釣れている魚は・・・カマス!だそうです。
沖に船も走っています。美味しい魚が釣れますように星座(うお座)


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こちらは釣り堀です。しかも台湾だそうです。
構図に遠近感があるので、絵に奥行と臨場感がでています。
海老にも動きがあってカラフルですね!

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お料理のお手伝いをがんばってます。フルーツがいっぱい!
何を作るのかな?


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構図が大胆!
アートをがんばるそうです。隣のお友達と切磋琢磨している様子がよくでています。

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ピアノを上手に弾くという目標も、このように部分だけをきりとって描くと、とてもインパクトがって、本人の意志の強さが伝わってきます。

今回は何かを見て描くのではなく、絵を考えて描くというイラストレーションに近い課題だったと思います。
どの部分を切り取って描き出すかによっても伝わり方も変わってきますね。

今年も教室でお友達の作品をみながら、お互いに切磋琢磨して行きましょう!

今年もどうぞよろしくお願い致します。

EH
posted by TAS at 15:14| Comment(0) | 絵画

2020年01月04日

明けましておめでとうございます


ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)2020年明けましておめでとうございますぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)


旧年中は多くの方に月島アートスクールで受講をいただき
誠にありがとうございました。

本年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げますわーい(嬉しい顔)


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今年は子(ねずみ年)ですねるんるん






月島アートスクールkidsクラスの年始は、早くも1月4日(土)10:30-から
スタートしております!


1月はどのようなお正月を過ごしたのかな?

2020年はどんなことに取り組みたいかな?


子ども達とお話しするのを講師一同心待ちにしておりまするんるん











***************************************
(ご注意事項*皆様へ)
ただいま、教室へのメール連絡が年末より受信しづらい状況になっております。
現在受信サーバーの復旧を急いでおりますが、1月6日以降に返信させていただくよう
対応させていただいております。
ご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございませんが、
お急ぎの場合は、090-651-5388までご連絡いただきますよう
お願い申し上げます。
***************************************
続きを読む
posted by TAS at 16:10| Comment(0) | 日記

2019年12月26日

冬を描く(幼児クラス)

12月は、「冬を描く」というテーマで、思い思いに自分が考える「冬」の情景を描きました目



冬といえば、やっぱり雪!という子もいれば・・・


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やっぱりクリスマス!とか・・・






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夜空が綺麗!


などなどわーい(嬉しい顔)






「冬」の情景からイメージする世界はどのような表現になったのでしょうか






幼児クラス(4歳~7歳)のお子さんの作品をご紹介いたします





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「家族で富士山を見にドライブに行ったよ」





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「いろんな色のお家の上にキラキラキラキラ星がたくさん出ているよ」




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「オーロラ大好き!!」




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「日本の鳥は鶴なの。地面に雪が積もっているよ」





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「クリスマスにはサンタさんにお願いしたんだ」


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猫ちゃんが遊んでいるのかな?

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「雪の中のトナカイを描きたいの」




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「雪山と電車を描きたい!」




毎年、雪がほとんど降らない東京ですが、


自然や動物を描く子どもたちがとても多かったので


こんな冬の景色を見たいな~という願いがこめられていたのかもしれません。




連日寒い毎日が続いていますが、子ども達の作品に





講師もほっこりといやされたひと時でした・・・・雪




どうぞご家族で楽しい冬休暇をお過ごしくださいぴかぴか(新しい)







Y.N






posted by TAS at 00:39| Comment(0) | キッズクラス

2019年12月25日

冬を描く(小学生)


「冬を描く」プラス、「街並み」として、小学生は

冬の情景をより具体的にイメージしながら描くことにしました








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「街並み」「建物」は建物の写真を参考にしながら自分でもイメージを組み立て、

冬の景色の中に建物がどのように配置されているか、

自分が思い描く冬の街並になるかを

想像力を膨らませて描きました目





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冬山の中にたたずむログハウス

タイガーが空にいるのは、動物が大好きなTくんならではわーい(嬉しい顔)



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華やかな電飾で家々が彩どられた風景

絵の中にあえて額を描き、切り取られた風景も表現しました






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スノーマンが空を飛んで街並みを見下ろしているよ〜雪雪雪Yay!





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大きなツリーがある街をお母さんと子どもが
一緒にお散歩しています


後ろ姿を描くことでかえって想像が膨らみますね^^







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かまくらの中で雪だるま同士が子たちに入ってお茶をしています喫茶店るんるん







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雪山でスキーや鎌倉や雪うさぎを作って遊んでいます

雪の中にたくさんの人々の姿を描くことで詩的な情景になりますね






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雪が降った日ははみんな忙しい!わーい(嬉しい顔)グッド(上向き矢印)車(セダン)雪車(RV)







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トナカイ難しかったけど、ていねいに描きました










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「クリスマスたのしみだな〜!」









クリスマス、冬休み、お正月・・



子ども達にとって

楽しみなことがたくさんありますねわーい(嬉しい顔)






皆さんの絵は額装をしたので、ぜひご自宅に飾ってご覧くださいぴかぴか(新しい)







絵を眺めていると、寒い冬の夜もぽかぽかと心が暖まってくるようですわーい(嬉しい顔)





Y.N
















posted by TAS at 00:00| Comment(0) | 絵画

2019年11月30日

人体の仕組みを学びながら描こう(小学生)

さて、こちらは幼児クラスと同じクロッキーでも...

もう少し人体の作りに踏み込んで描いていきます。

実際にモデルさんを見ながら、講師がコツなどを解説しつつ描いていきました。

学校が終わってからも、なにやらこむずかしい話...
でもみんな絵を描くのが好きなので、真剣に聞いてくれています!

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細部にこだわって描いていますね!
その隣の後ろ姿に注目すると...
後ろ姿は棒立ちになりがちなのですが、こちらは足の角度や腕の高さの微妙な違いをとらえ、立体感がでています。

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こちらも後ろ姿。
何度も描きなおしている姿勢が素晴らしいです。

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洋服の裾一つとっても、実は真っ直ぐではないことに気づいていますね!

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足がとても大きい!良いことですね。
手と足は顔の表情と同じくらい感情を伝えるパーツです。
そのため、手足を大きく描くということは基本の一つでもあります。
かのゴッホも大きく描いていましたよ!

コツとしては、自分が思っているサイズの1.5倍で描くと、
絵としてバランスが良くなります。

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どのモデルさんもどのような体勢かが一目瞭然です。
座っているモデルさんの椅子の遠近感が正確ですね!

平面に人物という立体を描き写すというのは、骨格や筋肉を理解することが基本となってきます。これを会得するためには、やはり描く!それ以外ないです...ねふらふら

小学生になると、イーゼルを使う子も多くなります。
テーブルを使って描くよりも、イーゼルを使う方が被写体と画面の移動が目だけでできるので、被写体から目を離す時間が短くなり、画面に正確に落とし込みやすくなります。

来年はイーゼルを使う機会も増やしていきたいですね!

EH



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人物クロッキー(幼児クラス)

さて、今回は、人物クロッキーです。

全身像を素早くとらえるのがコツです手(グー)

言うのは簡単ですが、描くのは難しいですね。

はじめに、スケッチブック1ページを6分割して、その中にモデルさんを描きました。

モデルさんは、みんなで交代。
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こちらのモデルさんはとても良い笑顔!!

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とても真剣です!

そして出来上がった絵は...
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女の子らしいポーズがとてもよく表現されていて、細部まで良く描けています。

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こちらは横向き。難しい角度ですが、肩の角度がよくとらえられています!

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短い時間でたくさんの練習ができました!

みんな「お友達を描く!」という意気込みが伝わってきて、
とても集中して静かに描いていました目すごい!

実際に目の前にあるものを描き写すという作業は、脳で記録したものを、瞬時に手に伝えていかなければならないので、集中力が必要となってきます。

デッサンは絵の上達だけではなく、集中力を養う訓練になります手(チョキ)

来年もクロッキーを取り入れて、集中力もアップグッド(上向き矢印)させて行きましょう。

EH


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2019年11月16日

秋の静物画/Autumn Still Life

11月は秋の果物をたくさん描きました。

りんご、梨、ぶどう、さつまいま、ドラゴンフルーツ...三日月
お皿やかごに並べて静物画に挑戦してみましょう。

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さつまいもの質感やりんごの影が丁寧についています。

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いろいろな角度から果物を観察して描けています。

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背景を青くすると少し不思議な雰囲気に。

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周りのかごも描くと絵に安定感がでてきます。

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大胆な線で果物を囲うと躍動感のある静物画に。

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水彩画らしい淡い色で塗れています。


並べる物や場所を自由に選べるのも静物画の楽しみの一つです。

絵を描く本人が自分の美的感覚に沿ってモチーフを選んでいきます。目

そしてこれを何度も続けていると、だんだんと綺麗な物の置き方が分かってきます。


みんなも思い思いに好きな果物を選んで描いていました。

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動物を描いた絵師たち(小学生)

日本には、日本画と言う絵画の分野がありますね。
床の間がない家もすでに多いので、家に掛け軸がかけてある家というのも少なくなっているのではないでしょうか。

しかし、とてもミニマルで季節を感じる素敵な日本の伝統文化です。
今回は、そんな先人たちの描いた動物や風景の掛け軸をみながら水墨画に挑戦です!

元々掛け軸という文化は中国から伝来されました。
主にお坊さんたちから伝わったと言われています。

私たち日本人は元々ある物に工夫を加えて進化させるのが得ですね。
その性質のおかげか、日本での掛け軸のモチーフはまた独特なエッセンスも入り、面白いものが沢山あります。

江戸時代に活躍した絵師、伊藤若冲と言えば、今旬な絵師のひとりではないでしょうか。
彼は庭に200羽もの鶏と暮らしていたらしいですよ!
アメリカのコレクター、ジョー・プライス氏のコレクションが有名です。

伊藤若冲と同じ時代には、たくさんの個性豊かな才能あふれる絵師たちが活躍していました。

そんな絵師たちの絵も見ながら、模写をしてみました。

こちらはどの絵師の模写かな...?
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これは長澤芦雪かな?
コロコロとした子犬の雰囲気が良く伝わってきますね。
雪もちらちらと舞っています

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こちらは、日本画の手法の1つ「垂らし込み」を上手につかって、朧月が表現されています。
牛の描写を筆だけで上手く表現していますね!

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どっしりしたガマガエルは鳴き声まで聞こえてきそうな迫力!
上を向いている表情がとてもユニークです

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こちらは、筆をコントロールして線の強弱をつけています。
飛んでいる鷺の勢いが出ていますね。

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カラフルな作品もあります!

お月見をしているウサギの様子がよく伝わってきますね。
もしかしてホームシックなのかな?

書道以外で筆を使うのは、初めてという子もいて、はじめのうちは中々コントロールが難しそうでした。
鉛筆の持ち方とは違う事、線を引くというのは、手首だけではなく、腕も上手く使うという事、こんな事が感覚的に理解できれば、絵を描く幅もまた一段とひろがりますね。

いろんな手法を学ぶことで、表現の幅も広がるので、更に絵を描く事が楽しくなります!


そして、また機会を作って、日本の文化も学んでいきましょう。

EH


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2019年10月23日

鉛筆デッサンと遠近法(小学生)

今回は立方体や球、円柱を使って立体を考えるデッサンの基本を学びます。

何やら難しそうですね(笑)

立体という概念自体、小学校高学年で学ぶことらしいです!
そんな難しい事に挑戦!

絵を描く時に見ているものが3次元であるという認識を持つことで、平面に絵を落とし込んでいくときに理論的に考える事ができるようになります。

...つまり
奥行や厚みなど立体感を感じる絵が描けるという事ですね。

まずは、立体を理解してもらうために、積み木などを使って説明します。
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そして、ワークシートを使って色々なモノを実際に描いてみて...
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それから身近にあるものをデッサンしました。
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一見地味で面白くないかも知れませんが、実はこのような訓練があるからこそ、
観察力が身に付いて物事を多角的に捉えられる基礎力となります。

そのような基礎力が身に付く事で、応用ができるようになり躍動感がある絵を描けるようになるでしょう手(グー)

基礎ってどの分野でも大事ですねわーい(嬉しい顔)

個人的ですが...

まだ美大生だったころは、よく電車内にいる人を脳内スケッチをしていました。
特に、手や足(靴)などを観察して...ジーっと見つめすぎると怪しい人になってしまうので、もし実践する場合はほどほどに(笑)

EH






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2019年10月05日

パステル画で描く鳥

生き物を描くというと、皆さんはどんな生物を思い浮かべるでしょうか?


身近なもので言うと、猫、犬、そしてうさぎやハムスターなど

お家で飼われていたものでしょうか。犬猫

または、動物園で見たことのある生き物でしょうか。




日本では生き物の中でも、鳥を描くのは、日本では「花鳥画」といって、特に昔から墨や鮮やかな日本画でも

何度も繰り返し描かれてきた伝統的なものですが、


今回は私たちはパステルで描くことに挑戦しました目



パステルという画材は、西洋で生まれた画材で、顔料(色の粉)をそのまま練って棒状にしたもので、

水や油で溶かずに厚手の紙にダイレクトに色がのるため、

色と光の印象がより強く目に残るように思います







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パステルは水を使わないので手軽に描ける反面、

顔料をどのように紙にのせるか、その匙加減がやや難しい画材でもあるでしょうか


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例えば、1色だけでふんわりと色を載せるだけでなく、

色同士をあらかじめ粉にしておいてから混色したり、

紙の上で手でこすることによって混ぜることもできるし、

全く異なる色を重ねて、下の色を消すようなこともできます

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また一方で、色にこだわりすぎて今回のように具体的なものを描く際は

「形」がおろそかになってしまうかもしれません。


鳥は空を羽ばたいている姿や、

枝にとまっている姿、

多種多様な羽の模様やくちばしの形なども

特に注意を払いながら描きました


鳥の姿は本当に個性的で、描く対象として興味が尽きませんね。




子ども達は、

色も形もどちらも気を配りながら、とっても素敵な作品ができたので

ご紹介いたします










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今回は暑いところにすむ鳥!などテーマがありましたが、

やはり自分の好きな鳥を描くのがいちばん。

鳥のことを調べていくうち、

大変残念なことに近年の厳しい自然環境において

日本も世界でも野鳥は絶滅危惧種(レッドリスト)に登録される種類が年々増加していることを知りました。


そんな鳥たちの貴重な姿や自然への敬意を持ちつつ描きたいですねふらふら





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今回は額装もしたので、ぜひご自宅に飾っていただきたいとおもいまするんるん


鳥の絵を飾ると、なんだか自然の中にいるような穏やかな気持ちになるような気がしませんか?







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(こちらは講師の参考作品2点)












Y.N
posted by TAS at 00:41| Comment(0) | サマー2019

2019年09月28日

ストリングアート 幼児クラス

ストリングアートをご存知でしょうか?

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このように、土台に釘を打ち、釘に糸を巻き付けていく、ウォールアートのことです。

糸の色や太さなど、選ぶ糸の素材で可能性が広がりそうですね!
そして見た目が柔らかくて、温かみを感じます。

さて、どうやって作っていくのでしょうか。

まずは、紙に下描きをして...その紙を土台に貼り、ポイントポイントに釘を刺していきます。
釘と釘の間が狭くならないようにすることがコツです。


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子ども達の手が小さいので、隙間が狭くならないように〜
講師たちがバランスを見て釘の調整をします手(パー)

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さて、どんな作品ができたかな〜。


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目のキラキラぴかぴか(新しい)さも良く表現されています。

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同じモチーフでも、個性がでますね!

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馬!

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ハシビロコウですね〜
迫力があります!

大人でも糸を釘に巻き付けて、次へと進んでいく作業は、
途中で糸が解けてしまったりして、中々難しいものです。

大人でも難しい事を子どもたちは、投げ出さずに、自分なりに一人一人頑張っていました。
おやつも食べずに1時間45分やり切った子もいました。
すごい!

指先の神経は脳に直結していると言われ、脳の活性化にも良いと言われています。
このような工作も取り入れ、手先の器用さを引き出しながら、絵を描く事と並行していくと、
細かい描写も描ける力に繋がっていくと思います。


posted by TAS at 14:11| Comment(0) | キッズクラス