2018年12月29日

秋禾アートスクール(重慶市)との国際交流(1)

今年は、なぜか中国との国際交流事業にお声がけをいただくことが多く、

重慶市の二つのアートスクールと、成都のスクールを訪問する機会に恵まれましたわーい(嬉しい顔)



とても充実した中国訪問となったため、何回かに分けてご報告を

させていただきますぴかぴか(新しい)






羽田空港から、北京乗り継ぎで約6~7時間


重慶市は、世界最大の都市ともいわれ、'市’とはいっても、人口はなんと3000万人ほどexclamation


長江(揚子江)は重慶市の発展とともにあり、水運として重要な役割を担ってきました


世界で一番橋が多い都市ともいわれています



また、「中国の三大かまど」の一つとされ、今年の8月は気温が50度近くに達したとかがく〜(落胆した顔)



3F06AFB1-8006-4C70-BA6D-70AB0DFED9D0.jpeg


また、地盤は硬く、平地は少ないため、


山や崖にたくさんのタワーマンションが次々に建設されています



12147483-4B24-4E18-AA71-C82C81783D30.jpeg

外国人の別荘やリゾート地などの僅かな土地を除くと



重慶市の住まいのほとんどはタワーマンションだそうです








重慶市は、日本人にもなじみの深い、ご存知「三国志」の舞台でもあります目




以前は、四川省の一部でしたが、現在は中国南西部の最大の都市となり


北京、上海と並ぶ行政の直轄市となりました





さて、最初に訪問したのは、重慶のショッピングタウンや学校、行政施設が多く立ち並ぶ

ビルの一角にある「秋禾アートスクール」


367840E7-6532-496A-99C6-F22CC25E4CD3.jpeg




5~8歳くらいの幼児のお子さんが多く通うアートスクールです



A5BC8D3D-1859-4F85-8515-D68647919733.jpeg






7F3D108E-4AAC-470A-830D-41C637E177F8.jpeg

スタッフはとても若く、皆さん四川省の有名美術大学を卒業後、


アートと幼児教育の分野を研究すべく、アートスクールを立ち上げたそうです




D554BDA9-F7D1-4A5D-81A4-F5B1BAA66B0B.jpeg


0E46B926-BC2B-4B1D-85C2-AE73BFF1EF8C.jpeg
ちょうど、Halloweenが終わったばかりで

先生や子どもたちの手作りのデコレーションがアトリエを彩どっていました







先生方のプロフィールや参考作品も掲示されています

625E0DE6-F8DE-4B23-9C13-EFDD94BE1AF2.jpeg



36D29421-824D-4AE7-B0EF-70A07BDD68FB.jpeg


幼児のお子さんが中心ですが、美術大学を目指す中高生も通われているそうです




6744A291-9FC8-4940-845B-A291B5D05ECE.jpeg
アートスクール発行の大きな画集は子ども達の作品が掲載されています







重慶市の子ども達は、毎日習い事でほとんどの時間を過ごしており、

アートスクールだけでなく、塾はもちろん水泳、ピアノ、ダンス、バレエ、英語、などなど


子どもが興味を持つものはどんなものでも先生について学び、早い段階で家族はその特性を見極めてあげたい、


と考えているそうです





中国の都市部ではほぼ例外なく幼児期からの習い事, 塾そして大学受験を目指した進路を目指す


とのことで、日本と中国との教育観の違い、



日本の学校はどのよう取り組みか、など保護者の関心が高く、



今回の日本からの訪問をみなさんとても楽しみにしてくださったそうです






レッスンの後、アートスクールの先生方、保護者の方々と勉強会を行いました

B01218F3-34F9-4802-8A09-9E38027BE328.jpeg
(通訳の邱さんが朝早くから夜遅くまで
ずっと同時通訳をしてくださいました)






保護者や先生方の質問の内容は、

「日本では個性化教育が提唱されており、学生の行動力、活動力の育成が非常に強く強調されている。
そのような中で、日本の子供たちはどのように芸術思想を育てているのか」



「日中両国の絵の導き方の違い、または共通点は何か」


「日本では、どのように子どもの色彩感覚を啓もうしているのか、

低年齢の子ども達の作品は先生たちに導かれてゆっくりと色の旋律を探していくことができるのか」



「芸術の育成において親が演じる役割、また家庭における子どもの芸術教育の投資割合は全体のどのくらいか」


「日本においては絵を学ぶことのメリットは何か」


「絵を学ぶ際直面する問題は何か」

「日本の教育はどのように子どもたちの芸術思想を育てているのでしょうか」



私もつくづく考えさせられるとても良い質問ばかりでした❣





そして、学ぶことの熱意を強く感じ、なんだか逆に励まされた気持ちになり、


とても嬉しかったです



02976E24-AC61-4DC3-9078-9C6573A40A82.jpeg

一番左が、代表者の陳さん

レクチャーを終えてにっこり







Y.N






















posted by TAS at 00:00| Comment(0) | 世界のアート

2018年12月20日

伝える言葉のイメージ ―漢字の世界― 


文字はフォントといって、様々な字体が存在します。


日本語だったら、私たちが一般的に使っているのは


明朝体、ゴシック体、丸ゴシック体、ヒラギノ、ポップ体、


楷書体、行書体・・・


それぞれのフォントに表情があり、


丸ゴシック体を使うと柔らかい印象になったり、


筆文字のような行書体で和の印象にしたり。


文字のデザイン一つで文章の印象が変わります。



手書きで書いても同じように、


ポスターやハガキで文字を装飾して華やかにしますよね。


では、筆で描いた漢字のデザインはどうでしょうか。


私たちが筆で文字を書く時に習うのは、楷書体や行書体がほとんどですが、


今回は普段の書き方に捉われず、


好きな漢字を自由にデザインしてみました。



DSC_5390_edited.jpg



DSC_5387_edited.jpg



漢字は表意文字に分類され、それぞれの文字が


一定の意味を持った形や音を表しています。


その意味を伝えるために、どのようなデザインにするか考えます。



DSC_5396_edited.jpg





DSC_5395_edited.jpg



筆と墨で書いているので、滲みや擦れ、


墨汁の濃淡もデザインの一部として活かします。


DSC_5397_edited.jpg


桜が「咲」くという文字を表しています。


DSC_5394_edited.jpg


DSC_5385_edited.jpg



手書きで文字を書く機会が減ってしまっていますが、


漢字の意味を思いを込めて書いてみると、


見る人に強く印象に残るアート作品となるかもしれません。



posted by TAS at 14:07| Comment(0) | キッズクラス

2018年12月14日

もしも漫画家になったら


漫画はいつ頃生まれたか、知っていますか?


日本最古の漫画は平安時代の「鳥獣戯画」とも言われています。


江戸時代の「浮世絵」も、風刺的な絵を描いたという点で漫画の原点であり、


印刷文化が発達したことによって大衆に広まりました。


中でも葛飾北斎の「北斎漫画」は有名です。


もともとは、北斎の弟子たちに指導をするため、


お手本を図示した「絵手本」を作っていたのですが、


それが発展して漫画となりました。




時間の経過を感じさせるコマ割りの展開、物語性、


滑稽な登場人物、北斎のユーモアが詰まった作品です。


この時代の漫画は、セリフが書かれていませんが、


絵だけでその状況の面白さが伝わってきます。




そこで、今回はこの江戸時代の漫画に習い、


セリフのない漫画を描くことに挑戦しましたexclamation


起承転結のあるショートストーリーを考えます。


例えば・・・


DSC_5238_edited.jpg


居眠りをしているおじさん。


美味しそうに食べている夢を見ています。


寝ぼけながら目の前に置いてあるロウソクを食べてしまい・・・



DSC_5237_edited.jpg


車を消しゴムで消していたら、車が消えてしまった!


では、自分を消しゴムで消したら・・・


今度は自分の姿が消えちゃった!




DSC_5291_edited.jpg


木になっている栗をうまく弓矢で射れたと思ったら・・・


自分の頭に落ちてきた!



などなど、見る人が納得できるような物語を作ることは


案外難しく、みんな何度も推敲を重ねながら、


悩みながら作りました。




DSC_5294_edited.jpg


DSC_5293_edited.jpg


DSC_5292_edited.jpg


DSC_5240_edited.jpg


DSC_5239_edited.jpg



漫画は日本が世界に誇る文化の一つでもあります。


未来の漫画家の才能を発掘できたでしょうか。



posted by TAS at 14:45| Comment(0) | キッズクラス

2018年12月13日

鳥獣戯画の世界


世の中の出来事をおもしろおかしく描いた絵のことを、


「戯画」と言いますが、


はるか昔平安時代にも、戯画がありました。


人間を動物に例えて表現した「鳥獣戯画」。


数年前に大規模な展覧会があり、よくご存知の方も多いと思います。


ウサギやカエル、サル、鹿などが、弓矢の練習をしたり、


酒宴の用意をしたり、相撲をとったりする様が、


精密な筆の線で描かれています。


動物たちは二足歩行で、しなやかな身体の動きが目を惹きます。


国宝の一つであり、京都府栂尾山(とがのをさん)高山寺に保管されています。




キッズクラスでは、日本の伝統である墨絵で描かれた


この鳥獣戯画について取り組みました。


DSC_5305.jpg


まず鳥獣戯画の動物たちを模写してみる。


見ながら描いたり、写して形を確認します。



DSC_5289_edited.jpg


DSC_5284_edited.jpg


そこから自分なりのストーリーを考えます。


墨と筆で描くと、趣が出ますね。


昔話の物語絵のような仕上がりです。



DSC_5290_edited.jpg


こちらはクラブでダンスをしているウサギとカエル。


現代版・鳥獣戯画。


DSC_5285_edited.jpg


ウサギの村。


DSC_5231_edited.jpg


DSC_5281_edited.jpg


左下の漢字のサインで雰囲気を出したそうです。


DSC_5283_edited.jpg


オリジナルの鳥獣戯画が出来上がりましたわーい(嬉しい顔)
posted by TAS at 11:57| Comment(0) | キッズクラス

2018年10月27日

北京市での展覧会 十年 〜 不忘初心2018・奥美回顧展 「十年〜初心忘るべからず2018・オリンピック美術回顧展」

84461F7B-B2B8-48F9-8395-89D26E87441F.jpeg


月島アートスクールでは、国際交流事業として、初めて海外での展覧会に参加しました











会場は2008年北京オリンピックの元水泳競技場の会場で、




北京国家水泳センター水立法(Water Cube)とも呼ばれています









外壁は透明な素材が使用され、水のような泡のような不思議な建築ですね目01B54C63-5AA4-45E8-9ED1-BBB700C8CFAD.jpeg






E655C181-6642-4F6B-8A16-4B6B884C8E47.jpeg




今回の展覧会では過去のオリンピック開催国(ロンドン、リオデジャネイロ、北京)

そして、いよいよ2020年は東京オリンピックとのことで、


開催国から各国のアーティストが作品を出品しました




80C49303-03B1-48C8-AEBF-DEC4900F33BD.jpeg





91146E88-258B-4772-BB3C-84EB60EBB496.jpeg




おとなの作品が中心で、油彩画や立体等、多彩な展示です







今年は、日中友好締結40年ということ、また次回東京オリンピック開催国ということもあり、


日本と中国の子ども達の作品を紹介するブースも設けられました




872B3124-88FA-49A2-A51E-1A3CAE26A488.jpeg



282B17C6-039C-4236-B6B1-22D20FFE9C0A.jpeg

入選者の表彰式








84461F7B-B2B8-48F9-8395-89D26E87441F.jpeg





月島アートスクールからは、推薦を受けた10点の作品が展示されました

作品をとおして国際交流する貴重な機会となったのではないでしょうかぴかぴか(新しい)




F3125EF3-B133-44FB-9FAA-A07A52F0321D.jpeg


水立方は、現在でも水泳競技場や各種文化イベント、

エンターテイメントの会場として利用されているそうです






3E6EB1AF-F903-4133-A7BC-0318B1CACFA7.jpeg




当初の目的を終えた施設をどういかしていくか、


その2次利用と活用はオリンピック開催国の課題なのですねひらめき










わたしは北京は約10年ぶりに訪れたのですが、





大きく変貌した街並みや人々の変化に大変驚きました目目目










世界第2位の経済大国へと発展した中国ですが、



これからのアジアの経済成長を担うと共に、


文化もどのように広がっていくのでしょうか手(チョキ)






0C5861FD-344C-4AC0-812D-2F65AA3DEDC9.jpeg











Y.N
























































posted by TAS at 01:45| Comment(0) | 世界のアート

2018年10月18日

秋の色いろ〜秋色で描こう


10月に入り、肌寒い日も続くようになりました。


秋には食物が実り、葉が紅葉し、自然の色が黄色や赤色に染まっていく季節です。


今回はそんな、秋の色を観察する課題です。



DSC_5094.jpg


自然の中にはたくさんの諧調の色が織り交ざっていて、


リンゴひとつとっても、赤色、オレンジ、黄色、黄緑、茶色、赤紫など、


様々な色が存在します。


子どもたちは、例えば リンゴ=赤 と一色に塗ってしまいがちですが、


よく観察して、この微妙な色調の変化を捉えてみましょう。




まず、教室で用意した柿、ぶどう、栗、なし、リンゴなど、


秋の収穫物をよーく観察します。




DSC_5137.jpg


そしてその色を再現するために、絵の具を混色します。


なるべく近い色を作るには、どの絵の具をどのくらい混ぜたら良いんだろう?


DSC_5099_edited.jpg


DSC_5101.jpg


自然の色が持っている、些細な色の変化も感じ取り、


表現しようとしています。


ぶどうは思っていたより青かった!など、


改めて観察すると、思っていた色と違うことがわかってきます。



ここで作った色紙を基に、秋の情景をテーマにした切り絵を制作します。


DSC_5117_edited.jpg


DSC_5130_edited.jpg


ハロウィンモチーフも登場します。
DSC_5129_edited.jpg


DSC_5114_edited.jpg


DSC_5154.jpg


DSC_5175_edited.jpg


このレンガの色調、とても綺麗ですね!


DSC_5176_edited.jpg



DSC_5151.jpg


DSC_5152.jpg


落ち葉の中に、バッタとカマキリが隠れています。


DSC_5155.jpg


DSC_5160_edited.jpg


DSC_5162_edited.jpg



パステルと併用して制作すると、このような仕上りになります。


DSC_5179_edited.jpg


綺麗ですね!


DSC_5181_edited.jpg


秋には十五夜もありますね。


子どもたちからは色々な発想が出てきます。




続きを読む
posted by TAS at 14:25| Comment(0) | キッズクラス

2018年10月13日

ハサミを使いたい

朝晩だけでなく、日中も寒い日が増えてきましたね

そんな中でも、子どもたちは驚きや笑顔を与え続けてくれています

1013-2.jpg

おやこクラスではハサミを重点的に使う授業を年に数回取り入れていますが

2歳くらいのハサミを持ったことがない子どもたちほど、「切ってみたい」「ハサミを使えるようになりたい」という

想いが強く、こちらもその想いに答えたいという気持ちが高まります

1013-3.jpg

今回は長い画用紙を切ることから始まります

保護者の方にサポートしてもらいながら、真剣な表情で切っていきます

真っ直ぐに切れなくても、思うようにいかなくても、何度も何度もチャレンジ。

1013-4.jpg

頑張って切った画用紙を中心で留めて

1013-5.jpg

出来上がった紙のボールに顔をつけたらアニマルボールのできあがり!

1013-6.jpg

バネの足も付けました

DSC_1013-1.jpg

ギザギザや細かい部分を切ったり、ハサミの使い方もいろいろです

そしてみんな必ずハサミを使うことが出来ます

ただ決して焦らず、おやこ一緒に楽しい気持ちを持ち続けることが、一番の近道です








続きを読む
posted by TAS at 15:37| Comment(0) | 日記

2018年09月27日

SUMMER ART PROGRAM 2018 (3) ~海の生き物を描こう!透明水彩画、木で作る車~


サマースクール最後のご報告は目



ドコモ提供海の生き物を描こう!透明水彩画ドコモポイント


水彩画独特の表現、にじみ、ぼかし、グラデーションなどを活かしながら、


海の生き物を描きます。







水の揺らいだ感じは、水彩絵の具で効果的に表現できるでしょう。


絵の具と水の加減によって、表情が変わる水彩画は、


テクニックを要する点で難しいですが、


海を表現したいという気持ちが、その困難を越えてくれるでしょう!


DSC_4633_edited.jpg


DSC_4654.jpg


DSC_4653_edited.jpg


DSC_4656_edited.jpg


DSC_4657_edited.jpg


DSC_4659_edited.jpg




車(RV)木の車車(セダン)

ナチュラルカラーの木材で、実際に動く車を作りました。


特に男の子が大好きな課題です。


DSC_4665_edited.jpg





DSC_4666_edited.jpg





DSC_4668_edited.jpg


DSC_4669_edited.jpg


DSC_4752_edited.jpg


DSC_4753_edited.jpg




今年の夏は、本当に暑い毎日でしたが、
みんな制作のエネルギーに満ち溢れていて、


講師もたくさんのパワーをいただきました!




9月に入り、学校の授業や運動会などなど、


また忙しい毎日が始まっていますが、


いろいろな学びや体験を通して大きく成長されることでしょう



ひと夏の思い出として、ぜひご家庭でも作品を前に


お話してみていただけたら嬉しいです








手(チョキ)

DSC_4755_edited.jpg



続きを読む
posted by TAS at 11:53| Comment(0) | サマースクール2018

SUMMER ART PROGRAM 2018 (2) ~Tea Cup Garden, レジンアクセサリー、夏のタペストリー~

サマースクール のご報告(2)


かわいいTea Cup Gardenかわいい


ティーカップに小さなガーデンを作りました。


実際に本物の多肉植物を植えて、現実なのか虚構なのか、


不思議な世界を創り出します。








DSC_4490.jpg


DSC_4501.jpg




DSC_4470.jpg


DSC_3730.jpg



ぴかぴか(新しい)レジンアクセサリーぴかぴか(新しい)

レジンという透明の樹脂で、夏らしい涼し気なアクセサリーを作りました。


ビーズやラメ、ホログラムがキラキラ光る、


特に女の子が大好きなグッズです。

DSC_4660.jpg


DSC_4662.jpg


DSC_4664.jpg


DSC_4663.jpg



晴れ夏のタペストリー晴れ


タペストリーとは、壁掛けなど室内装飾用の織物ですが、


ここでは色紙などを使って壁掛け飾りを作りました。


DSC_4549 - コピー_edited.jpg


DSC_4553 - コピー_edited.jpg











和紙や陶器も組み合わせて、短い時間の中でそれぞれが
表したい夏のイメージを膨らませながら


一生懸命に取り組んでいました





posted by TAS at 11:50| Comment(0) | サマースクール2018

2018年09月21日

SUMMER ART PROGRAM 2018 (1)~油絵、陶芸~

月島アートスクールでは7月23日〜8月4日の間、


サマープログラムを実施しました。


油絵や陶芸など、普段のクラスではできない講座や、


時間をかけてじっくり取り組む工作を行いました。


その一部をご紹介いたしますわーい(嬉しい顔)




ダイヤ油絵ダイヤ

初めて油絵に取り組む生徒さんもたくさんいらっしゃいますが、


皆さん想いを込めて見ごたえのある絵を描かれます。


DSC_4538.jpg


DSC_4485.jpg


DSC_4517.jpg


油絵の具は塗り重ねても滲まず、


どんどん色を重ねられるので、


塗り重ねれば重ねる程、絵が変化していきます。


そのため、描き終えるタイミングを見極めるのも大事になります。


DSC_4542.jpg


DSC_4548.jpg


DSC_4564.jpg


迫力のある作品が出来上がりました!


DSC_4567.jpg


DSC_4573.jpg


DSC_4579.jpg




喫茶店陶芸喫茶店


粘土から作り、ろくろなどを使って、


お皿やコップなど、普段使える食器が作れます。




もちろん鑑賞用の置き物としても趣がありますね


DSC_4594.jpg


DSC_4589.jpg陶芸家の先生にレッスンしていただきました




DSC_4860.jpg


DSC_4862.jpg


DSC_4867.jpg


DSC_4861.jpg



実際に器として使えるものだけでなく、

インスピレーションが湧くままに抽象的な作品を

制作した子もいました


焼きあがりを皆大喜びでお持ち帰りしました


ぜひ使ってみてくださいね




posted by TAS at 18:06| Comment(0) | サマースクール2018

2018年08月23日

みんなでおもいっきり!

5月は「足」をテーマに制作を行いました。

一回目はみんなの履いている靴を描き、次は「あしあとアート」に

チャレンジです。

足の裏で絵の具の感触を感じながら、あしあとをペタペタ。

思い切り楽しんでほしい想いで、みんなで取り組みました。

DSC_4062.JPG
白い所を探してペタペタ

DSC_4064.JPG
最初は躊躇していましたが…もう夢中です

foot1.jpg
自分の足にも描いちゃおう!

だんだん自分らしく、のびのびと行動することを子供たちは思い出します。

身体と心が連動し、自然と表現活動が生まれていきます。

DSC_4065.JPG

最後はにっこり笑顔。どこにあるかわかりますか?

これからも、たくさんの笑顔が見られますように。




続きを読む
posted by TAS at 14:22| Comment(0) | 日記

2018年07月10日

サマースクール2018

晴れサマースクール20181.gif




早いもので、7月も半ばとなりました



月島アートスクールでは、そんな暑さを吹き飛ばすべく、


ことしもアツーイサマープログラムをご案内させていただきます

145.gif


本年度は、中央区佃の月島アートスクールと、


中央区湊の湊アートテラスMinato Art Terrace

http://minato-art.com

と2つのスペースで同時に開講いたします。


湊、新富町、銀座、築地、八丁堀、京橋、日本橋エリアにお住まいの方はぜひご活用くださいませ




当スクールのホームページにご案内を掲載しております


http://tsukishima-art.com/

*サマースクールは、外部生もご参加いただけます。

posted by TAS at 16:19| Comment(0) | サマースクール2018

2018年06月21日

青の世界

aoshiro1.jpg
6月も半ばとなり、関東も梅雨入りですね雨

5月は暑い日が続いたため、一転して涼しい毎日に過ごしやすいな、

と思う反面

早く晴れないかな、と思う日もありますねわーい(嬉しい顔)




そんな梅雨の時期ではありますが


美しい紫陽の花のように小学生は水彩絵の具で青と白だけの色を使って


色から自由に発想して絵を描くことに挑戦しました




aoshiro16.jpg


使っていくのは青と白だけですが、


描きたいことや考えたこと


頭に浮かんだイメージを


真っ白なキャンバスを前にどのように表したのでしょう








小学生の作品をご紹介しましょう



aoshiro3.jpg
寒い国に住むウサギさん


ブルーのグラデーションとユニークな構図、ドロッピングした絵の具が
色彩のリズム感を生み出しました
空を飛ぶ蝶が幻想的ですね








aoshiro5.jpg
富士山と湖

雨が降っているのでしょうか。水面の下の魚に思いを寄せながら描きました








aoshiro6.jpg
夜の風景


この木は夜になると光を発し、

ウサギたちが木の下で嬉しそうに遊ぶそうです









aoshiro17.jpg
湖と鳥


真っ白でふわふわの鳥を描きたい!

青と白の色から最初に感じたことだそうです




aoshiro8.jpg
海と空




遠くに見える水平線

もしも、海と空が一緒になってしまったら
どんな景色が見られるだろう?
もしも海も空も溶けてしまったら、島はどこにいってしまうんだろう?

そんなことを思いながら描いたそうです。









「色」からイメージするものは皆それぞれ異なりますが、



青のモノクロームで描く世界は


色の持つイメージから広く深く広がり


詩的で幻想的な世界が生まれるような気がします。


「青」のもつ一般的なイメージは、

「寒い」
「冷たい」
「さみしい」
「暗い」
「不安」
「未熟」

などなど??


または、


「さわやか」
「安らぎ」
「知性」
「透明」
「誠実」
「深淵」

などでしょうか


人によっても感じ方や捉え方が違うかもしれませんが

その日の体調や気分によっても変わることもあれば、

その国の文化や歴史上のエピソード、

伝統的な文化など時代が意味するものによっても

色の捉え方にそれぞれ異なるものがあるようです。



アートの世界においても作家は青や緑のもつ色味を


自身の作品に反映していったシリーズがいくつか

あります




近代美術で代表的なものといえばPablo Picasso パブロ・ピカソの「青の時代」でしょうか。

まだ若きピカソがスペインはバルセロナのアトリエに住み、都市に追いやられた人々の

苦悩、貧困などを主題とした作品には繰り返し青が用いられました

1900年代初頭、時代の変わり目に生きた人々と自身の存在をピカソ独自の表現で

展開していきました。


一方、

日本では、青は「藍色」ともいいますが、老若男女問わず広く一般に愛されてきました


中でも、日本を代表する絵師、葛飾北斎の「富嶽三十六景」

は独特の青で、江戸の庶民は夢中になったようです

海外でも「北斎ブルー」と呼ばれ独特の繊細な青と景色を映し出した

北斎の画風に現代でも多くのファンがいます


一口に「青」と言っても古くから日本では「浅葱色あさぎいろ」「群青色ぐんじょういろ」「薄花色うすはないろ」

など四季を感じさせる伝統色として多くの命名がなされています





そして

戦後のアーティストでは、フランス人アーティスト

Yves Klein イヴ・クラインでしょうか


「青」のもつ無限の可能性を秘めた世界に没頭し、自分だけの理想の青「International Klein Blue]

生み出しました


イヴ・クラインは、青の持つ深遠な世界に深く深く入り込み

その青だけを使ったモノクロリズム作品の制作を追求しながらその生涯を閉じました






イヴ・クラインブルーと呼ばれるその色は、絵の具ではウルトラマリン・ブルーと呼ばれる

青に近く、明るく透明感のある青で、緑がかった青でも、赤味のある青でもなく

まさに青そのもの、といった色彩です。






皆さんは「青」といったら何を思い浮かべるでしょうかわーい(嬉しい顔)









Y.N


続きを読む
posted by TAS at 22:36| Comment(0) | 絵画

横向きの顔


今回のテーマは「横向きの顔」です。



子どもは人の顔をよく描きますわーい(嬉しい顔)



美術教育では、



「子どもは見ているものでなく、知っていることを描く」



と言われていますが、



特に幼児は、自分の記憶の中の「人のイメージ」を形式化して描きます。



だからからか、人を描く時は前から見た姿が多いのですね。





しかし今回は、人の横顔を改めてよく観察して、



描いてみることに挑戦しました。



DSC_3923.jpg




DSC_3939_edited.jpg



DSC_3941.jpg



DSC_3942_edited.jpg



耳の位置や、鼻と口の高さ、首の位置など、



横顔を描くのって、バランスをとるのが難しいのです。



みんな、何度も修正を加えながらも、



横顔をよーく観察して描いてくれましたexclamation




DSC_3954_edited.jpg



DSC_3952_edited.jpg



DSC_3958_edited.jpg



DSC_3906_edited.jpg




肖像画の場合は、画家と目を合わせるように前を見て描かれることも多いですが、



視線をこちらに合わせない横顔は、どこか物憂げで、



モデルが何を考えているのか、鑑賞者が想像してしまうような思慮深さがあります。



モデルの視線の先には、どのような情景が広がっているのでしょうか。



横向きの顔.jpg



posted by TAS at 14:48| Comment(0) | 絵画

静物画・卓上の果物


静物画を描くという課題。



静物画とは、文字の通り「静止して動かないもの」を描く絵画です。



主に草花や果物、壺や瓶などをモチーフに描かれます。



DSC_4007.jpg



静物画で有名な画家の一人に、ポール・セザンヌがいます。



19世紀フランスで、後期印象派として知られる画家で、



光の表現や鮮やかな色彩、変化の質感に特徴のある印象主義の流れをくみながら、



構築性や形態感に独自の手法を取り入れました。



多角的な場所から見たモチーフを一つの画面に入れたり、



単純化された造形や大胆な色使いをして、



後の、ピカソなどのキュビズムに大きな影響を与えます。



クラスでは、セザンヌの絵画を鑑賞してから、



ガラスコンポートに乗ったたくさんの種類の果物を描きました。



DSC_4072_edited.jpg



DSC_4050.jpg



DSC_4083_edited.jpg



DSC_4085.jpg



使った画材は、鉛筆と水彩絵の具です。



水彩表現に特徴的な「にじみ」や「ぼかし」を、うまく活かして描いていました。



DSC_4074_edited.jpg



DSC_4082.jpg



デッサンを描く時は、見たものをそのまま、



形や遠近を忠実に描くことが基本ですが、



この静物画では、見たものから受けた印象や、



そこから感じた自分の気持ちを画面にぶつけること、



それをためらわずに絵筆を進めてもらうことにしました。



DSC_4165_edited.jpg



DSC_4166_edited.jpg



DSC_4168_edited.jpg



DSC_4169_edited.jpg



セザンヌのやっていたことはまさに、



モチーフから受けた自分の「感覚」を大事にしていたことでした。



子どもたちの作品からは、静物を描くことを通して、



一人一人が感じた、素直な感情が表れています。



DSC_4094_edited.jpg
posted by TAS at 12:13| Comment(0) | 絵画

2018年05月29日

ジュニアクラスBLOGを開設しました

この春より、ジュニアクラスのBLOGを開設しましたグッド(上向き矢印)

月島アートスクールジュニアクラスのBLOG
ゆっくりではありますが、時折更新してまいりますので

中学年~高学年の方はよろしければご覧くださいわーい(嬉しい顔)





現在のところ、火曜日17:00~または、振替レッスンを含め、

日曜日13:00〜のみ開講しております


対象は原則として6年生~中学生です


芸大・美大、芸術高校を受験予定、または興味がおありの方は

一度ご相談ください。



***********************************************
月島アートスクールではジュニアクラスは6年生~中学生まで
絵画の基礎を中心に学んでいます。
デッサン、油絵、水彩、基礎デザインなど平面を中心に制作します。
ベーシックな絵画の基本を学びたいという意欲を持ち、
自ら進んで創意工夫し考え、試し、表現する姿勢を
伸ばす時間を大切にしています。
また、即席的なテクニックを身に着けるのではなく
ものをよく見るということは何か、見ることで思考し、
それを表すことで自分の表現を見つけていってほしいと思っています。
ジュニアクラスは月3回火曜日、17:00-20:00までで入退室時間は自由です。
お休みされた場合の振替レッスンは日曜日の絵画クラスに行います。


posted by TAS at 23:02| Comment(0) | ジュニアクラス

2018年05月24日

ヒンメリ制作〜北欧雑貨を楽しもう



「ヒンメリ」って知っていますか?



「ヒンメリ」とは、フィンランドの冬至祭(ヨウル)で施される



麦わらの装飾品です。



12世紀にスウェーデン領となった頃から広まり、



クリスマスの装飾品としても親しまれてきたそうです。



DSC_3822.jpg



麦に糸を通し、その長さや組み合わせ方によって、様々な多面体を作ります。



麦は豊穣のシンボルであり、多様な精霊が宿るとされてきたので、



その麦を材料に作られることは、



豊穣や幸福を願うという意味合いがあります。



今回はその、遠い北の国で生まれた、魅惑的なヒンメリ作りを行いました。



DSC_3873.jpg



でもこの形、実際作るとなると、ちょっと頭をひねらなければなりません。



三角形をたくさん繋げていって、どことどこを結べば形になるのだろう?



と、考えることもヒンメリ作りの楽しみです。



DSC_3772.jpg



基本の正八面体の作り方は講師が指導しましたが、



マスターしたら、オリジナルの形を考えて作っている



生徒さんもいらっしゃいました。



DSC_3830.jpg



糸が緩まないように気を付けたり、結び目をしっかり結わいたり、



手先の器用さが必要です。



工芸作品を作るように、丁寧に慎重に作ることを体感できたのではないでしょうか。



DSC_3890.jpg



DSC_3880.jpg



最後にたくさん作ったヒンメリを組み合わせ、ビーズを付けて、



世界に一つ、自分だけのヒンメリを作りました。



DSC_3876.jpg




DSC_3925.jpg




DSC_3882.jpg




DSC_3823.jpg
posted by TAS at 12:39| Comment(0) | 日記

2018年04月27日

春半ば


おやこクラスでは毎年3月になると、「自画像」に取り組んでいます

子どもたちにとっての心身の発達は、大人の何倍ものスピードで進んでいるため

顔つきも言葉も、1年前と違うことに周囲からの方から驚かれるご家族も多いことでしょう

DSC_3582.jpg

鏡を見ながら、まずはクレヨンでおおまかに形を取っていきます

でも顔は「まる」ではなく、また形を捉えることは先のことになります

まずは子どもたちが興味を持った部分や画材から入っていきましょう

DSC_3583.jpg

最近青が好き。今日は緑色も使ってみたいな

DSC_3578.jpg

絵の具を絞るのは、少しママにお手伝いしてもらって

DSC_3584.jpg

今回は厚紙で額も作ります

DSC_3611.jpg

DSC_3609.jpg

DSC_3608.jpg

集中してハサミを使うのが得意な子どもたちです

あっという間にチョキチョキと額装の飾りを切り貼りしていきました

この一年間の成長に、驚きと嬉しさがこみあげてきました

今年はどんな成長が見られるのか、楽しみです!

posted by TAS at 13:50| Comment(0) | 親子クラス

2018年04月20日

鉛筆デッサン~白いモチーフを描く

小学生は、白い物を集めて鉛筆デッサンに取り組みました



DSC_3535.JPG



白いものばかりですが、それぞれの形態はさまざまです







球体の石膏、ティーカップ、発泡スチロール、ビニールテープ、

透明のソープ容器




さあこれから描くモチーフをじっくりと眺めてみましょう

DSC_3569.JPG






白い石膏以外は、どこにでもある日用品ですが、


椅子の前にイーゼルを立て、スケッチブックを置き


テーブルに敷かれた白い布の上に置かれた白いモチーフをじっと眺めていると


一つひとつが静かにたたずんでいて、なんだか不思議な存在感を放っているかのようです



DSC_3575.JPG


DSC_3567.JPG


「スケール」という道具を使って、スケッチブックの中に

モチーフをどのように入れるか考えます



モチーフを配置するのは


「構図」といい、描く前に考えるとても大切なステップの一つです





DSC_3568.JPG

一つひとつは比較するとどのくらいの大きさかな?




DSC_3574.JPG


鉛筆もカッターで削り、練消しゴムとプラスチック消しゴムを

使い分けながら描きます



DSC_3573.JPG

何度も描き足したり消したりの作業が続くので


あまり最初から強い線で描きすぎないようにしましょう



DSC_3560.JPG

自分の手だけで道具を使わずに


でこぼこのない完璧な球体を描くのってとても難しいということに気づいたね





DSC_3576.JPG

丸いもの、円柱の物、立方体、楕円形、


DSC_3579.JPG


小学生も時折シンプルなモチーフを描くことで


遠近法を知るきっかけになればいいな、と思っています。




また、ものをよく「見る」ということは「描く」視点でみると


どのように見えてくるのか、真っ白な紙の上で自分の手を動かし


何度も試すことで普段と違った視点が発見できたら面白いですね。





いつものワイワイと賑やかなアトリエとは思えないほど、


描いていた時間はみんなとても集中していて、小さな画家さん達の


アトリエに入り込んだかのような時間でした




ぜひまた挑戦してみましょう





Y.N




posted by TAS at 00:00| Comment(0) | 絵画

2018年04月05日

イースターエッグクラフト

今年もイースターエッグの季節がやってきました


月島アートスクールでは、エッグクラフトは

毎年の恒例制作となってまいりました

DSC_3401.JPG








昨年から続くとても寒い冬から春にかわりゆくこの時期



日に日に暖かくなる日差しにワクワクしながらの制作です





DSC_3421.JPG
どんな風に仕上げたいか、デザイン画を描いてから




DSC_3393.JPG

ゆっくり、そーっと卵の中身を抜きましょう













DSC_3503.JPG

丁寧にペインティングして、飾りをつけて


DSC_3559.JPG



DSC_3522.JPG

今年もまたいろいろな表情の卵が生まれましたるんるん











DSC_3527.JPG

ピンクが大好きな子や




DSC_3504.JPG

象さん!




DSC_3479.JPG

「ウサギの耳と尻尾は後で付ける!」



DSC_3496.JPG

好きな絵や写真を貼り付けてもよいですね...









DSC_3469.JPG

もしも、割れてしまってもOK...




DSC_3518.JPG

こちらは大人気だったおカオ


DSC_3395.JPG


制作の後は、みんなが大好きなパンケーキをいただきました













DSC_3557.JPG







子ども達の春休みもそろそろ終わります





4月から新年度がスタートし、卒業・入学を迎えられた皆様、おめでとうございますぴかぴか(新しい)




また、ひとつ、学年も上がった皆様も改めておめでとうございますグッド(上向き矢印)ぴかぴか(新しい)








どうぞこれからも学びの多い、充実した学校生活をお送りくださいわーい(嬉しい顔)











Y.N











posted by TAS at 23:36| Comment(0) | 工芸・デザイン