2022年03月10日

かたちの発見〜○だけで描こう(幼児クラス)




少しずつ暖かくなってきましたね。
教室のみんなも元気一杯新しい課題にワクワクしています。
皆さんは「抽象画」って知っていますか?
具体的な物ではなくイメージで描く絵の事です。

今回はお部屋の中を探検して丸いものを探す所から始めます。
カップやキャップ、ビンのふたやセロハンテープまで…色々見つかりましたよexclamation
見つけた丸をなぞったり組み合わせたりしながらユニークな作品に仕上げます。

今回はパステルを使って描いていきます。
線で描いたりぼかしたりグラデーションにしたり…
カラフルに仕上げます。

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パステルで描いた上に切り抜いた形を乗せる工夫も

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透明感のある色合い

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自分で描いた絵をコラージュしたり


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重ねていくと複雑な形になりますね

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大胆にグルグル重ねて。奥行きのある仕上がりに

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黄色からエメラルドグリーンへの変化を楽しんで

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パステルをぼかして重ねて深みのある色合いに


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色の組み合わせと空間の取り方が素敵です






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スパンコールを付けたりデコレーションしてもいいですね

みんなパステルを上手に使ってカラフルでにぎやかな作品に仕上がりました。きらきら

出来上がった作品を飾って色々なイメージをふくらませてお話ししてみてくださいねexclamation




posted by TAS at 16:20| Comment(0) | 絵画

2022年01月21日

自画像

今年も自画像の課題の時期がやってきましたぴかぴか(新しい)
アートスクールでは毎年自画像の課題を行なっています。
はじめは「え〜」とブーイングが起こるのですが、今回も力作たちが生まれました。

今回は全2回のクラスで、相談しながらそれぞれの方法で制作を行いました。
鏡を見ながらじっくり自分を観察して描きます。

まず驚いたのは、全員本当に似ていることですひらめき
本人たちの雰囲気や時には意外な一面がとてもよく捉えられていました。

4歳からの幼児クラス、小学生のクラスの作品をご紹介します。

かわいいかわいいかわいい
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かわいいかわいいかわいい

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かわいいかわいいかわいい

説得力と存在感のある作品たちですね!

身の回りのものも自分の顔も、実は日常生活の中では流し見していたり、ぼんやりと捉えている事が多いように思います。

本当の意味で「見る」ということも、描くことを通して学べる事のひとつではないでしょうか晴れ
続きを読む
posted by TAS at 14:47| Comment(0) | 絵画

2022年01月07日

干支の寅

明けましておめでとうございますぴかぴか(新しい)
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年の干支は寅ですね。
昨年末に描いた、幼児クラスの墨絵をご紹介します。
教室にあるフィギュアや写真、有名な水墨画などを参考に、大きなスケッチブックいっぱいに描きましたわーい(嬉しい顔)

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色を使わずに墨だけで描いています。
水で薄めた灰色を用いたり、滲みを生かすなど、多様な表現が生まれました。
鉛筆で練習をした後下書きをせずに一気に描いたものも多く、力強い筆使いが印象的です!

元気で素敵な1年となりますよう!ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)かわいい
posted by TAS at 17:29| Comment(0) | 絵画

2021年11月25日

エリック・カールの動物画

エリック・カールといえば皆さん小さい頃よく読んだ絵本「はらぺこあおむし」で有名ですよねぴかぴか(新しい)

色鮮やかなあおむしや果物など魅力いっぱいの絵本です。
その絵はどのように描いているのでしょうかexclamation&question

実は、トレーシングペーパーのような透ける紙に鮮やかな色を塗ったり模様を描いた色紙を使った切り絵なんですひらめき
透ける紙のため、重ねると下の色と混ざってまた新たな色や模様ができてより想像が膨らみますわーい(嬉しい顔)


エリック・カールの技法を使って、色んな動物を描いてみましょう〜
それでは、色紙から作りますexclamation

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たくさんの色紙からどの動物にしようかな〜と悩みながらたくさんの動物ができましたぴかぴか(新しい)



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たてがみが立派なライオン


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草原で気持ちよさそうなうさき
手前が濃いグリーン、奥がライトグリーンとグリーンを上手に使い分け遠近感が出ています。


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ゾウの親子
ゾウの色合いや岩肌がとても良く表現されています。


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色んなブルーの色紙を使って氷の世界観を表現し、ペンギンたちも嬉しそう



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イルカの形をよく捉えています。


他にもたくさんの動物ができました。
みんなの動物で絵本を描いたらとても素敵な絵本になりそうです黒ハート
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posted by TAS at 16:06| Comment(0) | 絵画

2021年10月22日

リアル色鉛筆画を描こう

「リアル色鉛筆画を描こう!」というテーマで、色鉛筆を用い細密に描くことに挑戦しました。
モチーフはビー玉ですぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
透明で、硬くて球体、中には色の帯があり、しかも他方向から光があたり反射している...という、とても難しいモチーフへの挑戦です。

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描くにあたり、まずは色鉛筆の技法について練習をしました!
明るい色から強い色へのグラデーションの出し方、混色の方法、塗った後から消しゴムで消し光沢感を出す方法などなど、たくさんの技法を表にまとめます。
なかなか根気のいる作業...大変ですが、なんとかやり遂げましたあせあせ(飛び散る汗)

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いよいよ本番です。
小さなビー玉をよく観察し、大きく拡大して描きました。
練習したグラデーションや混色をいかせるでしょうか。

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透明な部分の色や影の重なりが、グレーのグラデーションで丁寧に表現されています。


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ビー玉を拡大してよく見ると、気泡や地面への光の反射などがきれい!


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硬いビー玉の質感がよく表れていますひらめき


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繊細な表現!同じモチーフなのに、みなさん作風が異なりどれも素敵ですexclamation


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こちらも個性的。中の色の帯をとてもよく観察しています。


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色々な青色を重ねることで、深みと奥行きのある色合いが出ました。
実物をよく見て一生懸命近づけようと試行錯誤することで、思いがけない描き方や作品の強さが生まれ、印象的な作品たちになりましたぴかぴか(新しい)
色鉛筆の表現の幅もぐっと広がり、彼女彼らの今後の塗り絵が劇的に変わる...かもしれませんわーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)


posted by TAS at 14:34| Comment(0) | 絵画

2021年10月17日

人物クロッキー

人物クロッキーを行いましたexclamation


まるで美大?!のような光景ですが
大切な基礎力アップグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)のため、月島アートスクールでは恒例の課題となっていますかわいい


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短時間で描写していくためには
そのもの”らしさ”がどんなところにあるのかを、素早く捉える必要があり
その眼差しは真剣そのものです目


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子供達は代わりばんこにモデルさんになって、かっこよくぴかぴか(新しい)エレガントにぴかぴか(新しい)ポーズをとってもらいました!
その周りをみんなでぐるーっと囲んで描きます。


人体とは実際にどんな形をしているのでしょう?


『いっとうしん、にとうしん、さんとうしーん、…』
と、みんなでいっしょに頭身を計ったり

腕のラインはどう?
マスクが引っかかっている耳は、どこについているのかな??

こんなふうに体のパーツの比率や、関節の動きを確認しながら進めていきました手(グー)かわいい


人体の骨格や筋肉の構造だけでなく、

いつもなかよしのお友達も
まだあまりお話したことのないお友達も
集中して線にしていくと、一人一人に個性があることがわかりますね。


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こちらは幼児クラス。
手を前であわせているポーズ全体がよくとらえられていますどんっ(衝撃)

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こちらも幼児クラス。
同じ後ろ姿ですが、強そうな背中、寂しそうな背中、、ポーズから感じたことをそれぞれクロッキーに投影してくれました。
同じポーズでもこんなに印象が変わって面白いexclamation×2


ここからは小学生クラス。

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着目した所をクローズアップして描いてくれました。
作者の視点が伝わり迫力があります目

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お洋服のチェック模様も細かく描写していますブティック

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背景でも雰囲気が伝わりますね。
まさに空間のクロッキーです!


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難しいポーズも捉えられるようになっていきました!
とてもカッコいいクロッキーぴかぴか(新しい)

繰り返していくうちに、らしさをつかむのがどんどん早くなります。


そっくりに描く!のみでなく、どこに着目しているか、どんな印象をもったのかで色々な絵が生まれていきますね。


きっとこれからの制作にも生かされていくことでしょうるんるんるんるん


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posted by TAS at 15:46| Comment(0) | 絵画

2021年08月05日

手を描く

さてさて、今回の課題は「手を描く」です。

みなさんが苦手意識がある手(パー)ですが...

手は顔の表情と同じくらい情報を伝える大切なパーツです。

そして手は意外と大きくて、顔と比べてみるとその大きさがわかるかと思います。

あのゴッホも手は大きめに描いていましたよ!

幼児たちはスケッチブックに映った影をなぞったり、手をスケッチブックの上に置いてそれをなぞったりしました。

小学生たちは、自分の手をじっくり観察して描いていました。

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とても力強い線で、一つ一つの関節を意識して描かれています!手(グー)

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じっくり手を観察して描いていますね〜!わーい(嬉しい顔)


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爪の細部や手首の影もよく捉えられています。
子どもらしいふっくらした手の表情が伝わってきますね手(チョキ)



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ひとりじゃんけん!!
一つの絵画として飾っても面白い構図ですね〜手(グー)手(チョキ)手(パー)



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複雑な指の動きや反り具合など、よく捉えられていて、陰影があるのでとても立体的に見えます手(グー)


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柔らかそうな手ということがとても良く伝わってきます!手(パー)


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力強い「いいね!」と「ピース」
とても良い事があったような手の表現です手(チョキ)

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こちらは水彩での着彩パターン
影の部分や色が違う部分などよく観察できていますね!手(グー)手(チョキ)手(パー)



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手に色々な表情がありますね!
この手だけで色々な物語が見えてきますね〜ひらめき


手を制すものは絵を制するといっても過言ではないのではないでしょうか...わーい(嬉しい顔)


これからも定期的に手は描いていきたいですね。
紙と鉛筆があればどこでも描けますので、ぜひおうち時間に描いてみてくださいるんるん

posted by TAS at 16:22| Comment(0) | 絵画

2021年06月18日

紫陽花を描く

今年は例年より遅い梅雨入りでしたね雨曇り

5月、キッズの幼児クラスでは紫陽花を描きました!
花の盛りのたっぷりとした紫陽花を、本物をじっくり観察しながらスポンジを使って描いていますアート

花がぎゅっとたくさん集まった紫陽花は、描くのが大変そう...
ですが、小さく切ったスポンジを使うと意外なほどリアルに表現することができます。

かわいいかわいいかわいい

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青紫の色彩の微妙な変化で、豊かに見せています!葉っぱが上を向いて、とても生き生きとした紫陽花ですねわーい(嬉しい顔)

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紫陽花の鉢植えを観察しながら描きましたが、自然に生えている植物のようにのびのびとしています。

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ピンクの大輪の花です!パラパラとしたレイアウトがなんともキュートですハートたち(複数ハート)

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こちらの作品は、お庭の一部を切り取った景色のよう!

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絵の具の水の量を多くすると、滲んだ淡い色合いも表現できます。
シャバシャバの絵の具で雨がさわやかに表現されています!

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こちらも雨が描かれています。
よく見ると、とても生き生きとした表情のカエルが...!目

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こちらではカタツムリが雨宿りしています。
雨の部分はスパッタリングのように、絵の具を落として描いています。

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こちらは画用紙一面の紫陽花です。素敵なテキスタイルデザインのようですね。
いろいろな濃さの絵の具で、深みのある表現になっています。


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力強い作品です!
よく見ると花の中心や葉もとても丁寧に描かれています。
元気な色彩や余白を残した構図がとても素敵です。


最後にこちらは小学生の作品。 なんと色鉛筆画での紫陽花に挑戦しました。
細かな花の一つ一つを丁寧に描いて表現しました。
さすが...!
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かわいいかわいいかわいい

使う画材や描き方で随分イメージが変わりますね!
どれもとても素敵ですぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

鬱陶しい梅雨ですが、皆さんの描いた紫陽花を見ると、少し気分が爽やかに!
雨も楽しいような気持ちがしてきます雨ぴかぴか(新しい)



posted by TAS at 14:36| Comment(0) | 絵画

2021年05月20日

自画像を描く(小学生)

とても久々の教室風景の投稿です。

こちらは2021年1月後半、自画像に取り組みました。

自画像はコンスタントに描く課題になっているので、以前に描いた子もいます。
そんな子達の成長を見るもの講師の楽しみのひとつです。

さて、自画像ですが、まずはF8サイズのスケッチブックにバランスよく大きく描く!
これが中々難しいのですが、みんな説明をするとちゃんとバランスよく大きさをとっていました。
さすがです!

まずは鉛筆での下描きから、よく鏡を見て自分の顔の特徴を掴んでいきます。

顔のバランスは方程式があるので、そのコツを掴めば自画像や人物画は飛躍的に上手くなります。

そんな説明をしながら、取り組む姿は真剣そのものです目

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下描きが終わったら、水彩絵具を使って着彩です。

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水彩絵具は薄い色を根気よく重ねて深みを出していく画材なので、根比べになります手(グー)
小学生たちは講師たちから口をすっぱくして言われているので、使い方も慣れた子達が多いですねるんるん

さて、どんな自画像が出来上がったかな〜exclamation&question

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目の特徴がよく描けています目

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うんうん、こんな表情するよねわーい(嬉しい顔)

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つい挨拶を返したくなるような軽妙さがありますね手(パー)
メガネの描き方が奥行きを感じさせます!

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こちらも特徴を掴んでいます手(グー)

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耳の細部までこだわって描いています!

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髪の毛の艶やマスクの立体を水彩で豊かに表現していますねるんるん
右側にはカラーチャートを自分で作っています目
色味の基準を持つことはとても大事なことです。素晴らしい!

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髪の毛を一本一本描く繊細さと目力の強さが素敵なコントラストです

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こちらはあえて鉛筆だけで仕上げています
鉛筆で質感の違いを描き分けています、すごい!


今年はマスクを着用した自画像が多かったですが、逆に心に残る期間だったかもしれません。

さて、次回の自画像までみんなどんな風に成長するか楽しみですぴかぴか(新しい)





posted by TAS at 14:48| Comment(0) | 絵画

2020年02月29日

動物画を描く(小学生)

2月の後半は前回学んだ水彩絵の具のテクニックを使って、動物を描きます。

今回のポイントは、白い場所に絵具の白を使わない事!

「え〜、じゃあ、どうやって白くするの〜??」
各曜日同じが質問が返ってきました(笑)

答えは、紙の白を残す、です。

みなさんが使っている水彩絵の具の白は不透明色なので、水彩絵の具の魅力である透明感を半減させてしまう可能性があるのです。
白は色を作る時に使うことが多いので、さほど出番がないといえば...ない色ではありますアート

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色を薄くしたいときは、こちらも白を混ぜるのではなく、水をいれます。
そして乾かないうちに他の色を乗せることで、水となじんでふわふわの毛並などの表現ができます。

さて、どんな作品ができたか見てみましょう目
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狼と山猫!どっしりとした感じが出ていて、毛並も細かく一筆一筆丁寧に描かれています。

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笑っています^^
キラキラした大きな目が印象的です。

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桜の木に止まっている小鳥。
桜のぼかしがとてもうまく、メインである小鳥が目に飛び込んできます。
学んだテクニックを色々使えています。

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こちらもぼかしを効果的に使って、水の表現がよくできています。
クロコダイルの鱗まで細かくかかれています!
草むらもドライブラシの技法を使っています。

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緑と虎の黄色のバランスが良いですね!
少し眠たそうな虎も可愛いです。

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孤高の狼の雰囲気がよく伝わってきます。
横顔も特徴をよく捉えられていて、着彩もぼかしが効果的に使われています。


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コアラの毛並とその枝のグラデーションで立体感が出ています。。
コアラも笑っていてかわいいですね。

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白い毛がふわふわです。さわり心地まで想像できそうです。

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シマウマやキリンなど柄がある動物をかくのは、忍耐が必要です。
乾く前に縞々をいれてしまうと...にじんでしまってメリハリがなくなってしまうのです。
こちらは、綺麗にできましたね!
水彩画は乾くまで辛抱強く待つという苦行(?)もあります。
よく、耐えられました(笑)


最後に講師のサンプルです。
こちらの絵には白は使っていません。
毛並の白や目の光の部分は、紙の白を残しています。
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数をこなしていけば、絵具の乾き具合を見て、どのタイミングで色を入れると、どのような効果になるか...などが把握できるようになってきます。
そうなると、一層水彩絵の具使って絵を描く事楽しくなってくると思います。
次回も水彩絵の具の課題がつづきます。

がんばってマスターしていきましょう!

何かと心配な情勢ではございますが、事態の早期の終息を願い、また全国の羅患された方々にお かれましては一日も早い回復とお見舞を申し上げます。

EH




posted by TAS at 15:07| Comment(0) | 絵画

2020年02月27日

抽象画を描く(幼児)

少し時間が空いてしまいましたが,

2月の後半は前回学んだ水彩画のテクニックを使って、抽象画を描きます。

抽象画を描こう!と言ってもなんのことやら???

という事で、はじめに抽象画がどんな絵なのかという説明から始めます。

そしてその後、描きたいイメージを膨らませて描いていきます。

子どもたちは、何かを思いついた後、すぐに筆を走らせ始めます。
その迷いのない事と言ったら、大胆ですわーい(嬉しい顔)


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こちらは、海をイメージして描いているようです。
たくさんの色がありますね。
まるで竜宮城みたいです。

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完成!


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大きな火の玉だそうです!
太陽のような力強さが伝わってきます。
吹き流しを上手く使って描いていますね。

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デカルコマニーとバチックを使っています。


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好きなものだそうです。
色の組み合わせが優しいですね。

心や頭の中のイメージを色や形で表現するのは面白いですね。

このような時期なので、教室で作ったり描いたりして楽しかったことをもう一度、ご家庭で復習してみるもの良いかも知れません。

抽象画は絵の具を使わなくても、折り紙や色紙、雑誌の切り抜きなどを使って表現しても面白い作品と出会えそうです。

何かと心配な情勢ではございますが、事態の早期の終息を願い、また全国の羅患された方々にお かれましては一日も早い回復とお見舞を申し上げます。

EH

posted by TAS at 13:51| Comment(0) | 絵画

水彩絵の具の使い方( モダンテクニック)

2月は水彩絵の具の使い方を学びます。
こちらの課題は各クラス共通です。

水彩絵の具は小学校でも使うので、みなさん馴染みのある画材の一つだと思います。
しかしながら、苦手意識をもっている大人の方も多く...あせあせ(飛び散る汗)
油絵具やアクリル絵の具と比べると、基本的に水で溶かして着色できるので、とても手軽な画材ではあるのですが…。
色の組み合わせや水の量の調整、乾く時間などが把握できてくると、表現がより豊かになると思います手(グー)

さてさて、では早速。

「前にやったよ〜」
という子もいれば、初めての子もいます。

まずは基本的な水の量で色の濃淡を調節する事から入ります。
同じ色でも水の量で色が変わるのです。

次は2色以上の絵の具を混ぜて、にじみの観察。
一つの色が完全に乾いてから、重ね塗りもしてみます。
同じ色でも塗れている時と乾いている時とでは、全く違う表情になります。

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さて、お次は…

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乾く前にいろんな色を入れてみます。

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画像の上部は「ふきながし」という技法です。
塗れている間にストローで拭くことでこのようにひろがります。
下部は「ドロッピング」
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ポロックみたいで綺麗ですexclamation

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こちらは、デカルコマニー
紙を半分に折って、片面に絵具を付けて再度折ります。
出来上がりを想像しながら着色している子もいました目

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スパッタリングぴかぴか(新しい)
紙の上に型紙をのせ、その上を網目に絵具を付けてたブラシで網目をこすります。

実際の作業はこんな感じ
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みんなで様々な技法を試してみました。
2月の3,4週目は、幼児クラスが「抽象画」小学生は「動物画」の課題になります。

どんな作品が出来るか楽しみですね!

最後に…色を薄くしたいときは、「白」と混ぜるのではなく「水」を混ぜます。
簡単なことですが、つい忘れがち。白は不透明なのであまり入れすぎると、せっかくの水彩の持ち味である「透明感」がなくなってしまうのです。

さて、次回はみんなの作品を観察しながら、学んだ技法をどんな時に使えるか、などのお話もしていきます。



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posted by TAS at 13:33| Comment(0) | 絵画

2020年01月25日

2020年のわたし(小学生)

小学生は自画像です。

今回は顔を描くときの基本を押さえてから描きました。
描き方が分かってくると、迷うことがなくなってくるので集中することができますね。

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このように基本的な線を引く事で、眼鼻口耳などの位置が正確に測れるようになります。

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特徴が捉えられています!

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とてもかわいらしく描けています。


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鉛筆を持っている手の角度が正確ですね。

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凛々しくお団子をもっています!!
シャツにかかれている文字も上手く表現されていてますね。
背景の色がカラフル!
自画像に使われていない色を使っているのも良いですね。

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髪の毛の感じや瞳の詳細、頬骨など細やかに表現されています

人物を描くためには、骨格や筋肉などを理解する...というと難しく思えますが、入り口として顔の中心と横に線をいれて、パーツごとに観察することで、距離が測れるようになり、自分の中で描きやすいようなルールも作れるようになります。
そのようなルールがあると、骨格や筋肉の理解もスムーズに入れると思います。

そうすると似顔絵も描けるようになりますねわーい(嬉しい顔)

今度はお互いの顔を描き合うのも良いかもしれません。

今年もみんなが絵を楽しく描けるように、講師共々がんばります手(グー)

今年もどうぞよろしくお願い致します。


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2020年の目標(幼児)

オリンピックイヤーの2020年がスタートしました。
オリンピック選手が金メダルを目指すように、みんなも今年一年で、出来るようになりたいこと、やりたいことを絵にしてもらいました。


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凧を高く飛ばしています。凧をみあげている様子がとても出ています!

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8段の跳び箱場とべるのが目標ですね!
手を着く位置や足の開き具合などの細部まで描かれています。
飛んでいる顔も真剣!
きっと飛べるようになるね。


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うんていを渡りきって満足そう!
ユニコーンのTシャツとうんていの色のコントラストもかっこいいです。


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海釣りだそうですよ。荒々しい波が日本海を彷彿とさせます。
釣れている魚は・・・カマス!だそうです。
沖に船も走っています。美味しい魚が釣れますように星座(うお座)


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こちらは釣り堀です。しかも台湾だそうです。
構図に遠近感があるので、絵に奥行と臨場感がでています。
海老にも動きがあってカラフルですね!

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お料理のお手伝いをがんばってます。フルーツがいっぱい!
何を作るのかな?


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構図が大胆!
アートをがんばるそうです。隣のお友達と切磋琢磨している様子がよくでています。

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ピアノを上手に弾くという目標も、このように部分だけをきりとって描くと、とてもインパクトがって、本人の意志の強さが伝わってきます。

今回は何かを見て描くのではなく、絵を考えて描くというイラストレーションに近い課題だったと思います。
どの部分を切り取って描き出すかによっても伝わり方も変わってきますね。

今年も教室でお友達の作品をみながら、お互いに切磋琢磨して行きましょう!

今年もどうぞよろしくお願い致します。

EH
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2019年12月25日

冬を描く(小学生)


「冬を描く」プラス、「街並み」として、小学生は

冬の情景をより具体的にイメージしながら描くことにしました








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「街並み」「建物」は建物の写真を参考にしながら自分でもイメージを組み立て、

冬の景色の中に建物がどのように配置されているか、

自分が思い描く冬の街並になるかを

想像力を膨らませて描きました目





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冬山の中にたたずむログハウス

タイガーが空にいるのは、動物が大好きなTくんならではわーい(嬉しい顔)



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華やかな電飾で家々が彩どられた風景

絵の中にあえて額を描き、切り取られた風景も表現しました






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スノーマンが空を飛んで街並みを見下ろしているよ〜雪雪雪Yay!





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大きなツリーがある街をお母さんと子どもが
一緒にお散歩しています


後ろ姿を描くことでかえって想像が膨らみますね^^







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かまくらの中で雪だるま同士が子たちに入ってお茶をしています喫茶店るんるん







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雪山でスキーや鎌倉や雪うさぎを作って遊んでいます

雪の中にたくさんの人々の姿を描くことで詩的な情景になりますね






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雪が降った日ははみんな忙しい!わーい(嬉しい顔)グッド(上向き矢印)車(セダン)雪車(RV)







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トナカイ難しかったけど、ていねいに描きました










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「クリスマスたのしみだな〜!」









クリスマス、冬休み、お正月・・



子ども達にとって

楽しみなことがたくさんありますねわーい(嬉しい顔)






皆さんの絵は額装をしたので、ぜひご自宅に飾ってご覧くださいぴかぴか(新しい)







絵を眺めていると、寒い冬の夜もぽかぽかと心が暖まってくるようですわーい(嬉しい顔)





Y.N
















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2019年11月30日

人体の仕組みを学びながら描こう(小学生)

さて、こちらは幼児クラスと同じクロッキーでも...

もう少し人体の作りに踏み込んで描いていきます。

実際にモデルさんを見ながら、講師がコツなどを解説しつつ描いていきました。

学校が終わってからも、なにやらこむずかしい話...
でもみんな絵を描くのが好きなので、真剣に聞いてくれています!

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細部にこだわって描いていますね!
その隣の後ろ姿に注目すると...
後ろ姿は棒立ちになりがちなのですが、こちらは足の角度や腕の高さの微妙な違いをとらえ、立体感がでています。

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こちらも後ろ姿。
何度も描きなおしている姿勢が素晴らしいです。

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洋服の裾一つとっても、実は真っ直ぐではないことに気づいていますね!

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足がとても大きい!良いことですね。
手と足は顔の表情と同じくらい感情を伝えるパーツです。
そのため、手足を大きく描くということは基本の一つでもあります。
かのゴッホも大きく描いていましたよ!

コツとしては、自分が思っているサイズの1.5倍で描くと、
絵としてバランスが良くなります。

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どのモデルさんもどのような体勢かが一目瞭然です。
座っているモデルさんの椅子の遠近感が正確ですね!

平面に人物という立体を描き写すというのは、骨格や筋肉を理解することが基本となってきます。これを会得するためには、やはり描く!それ以外ないです...ねふらふら

小学生になると、イーゼルを使う子も多くなります。
テーブルを使って描くよりも、イーゼルを使う方が被写体と画面の移動が目だけでできるので、被写体から目を離す時間が短くなり、画面に正確に落とし込みやすくなります。

来年はイーゼルを使う機会も増やしていきたいですね!

EH



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2019年11月16日

動物を描いた絵師たち(小学生)

日本には、日本画と言う絵画の分野がありますね。
床の間がない家もすでに多いので、家に掛け軸がかけてある家というのも少なくなっているのではないでしょうか。

しかし、とてもミニマルで季節を感じる素敵な日本の伝統文化です。
今回は、そんな先人たちの描いた動物や風景の掛け軸をみながら水墨画に挑戦です!

元々掛け軸という文化は中国から伝来されました。
主にお坊さんたちから伝わったと言われています。

私たち日本人は元々ある物に工夫を加えて進化させるのが得ですね。
その性質のおかげか、日本での掛け軸のモチーフはまた独特なエッセンスも入り、面白いものが沢山あります。

江戸時代に活躍した絵師、伊藤若冲と言えば、今旬な絵師のひとりではないでしょうか。
彼は庭に200羽もの鶏と暮らしていたらしいですよ!
アメリカのコレクター、ジョー・プライス氏のコレクションが有名です。

伊藤若冲と同じ時代には、たくさんの個性豊かな才能あふれる絵師たちが活躍していました。

そんな絵師たちの絵も見ながら、模写をしてみました。

こちらはどの絵師の模写かな...?
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これは長澤芦雪かな?
コロコロとした子犬の雰囲気が良く伝わってきますね。
雪もちらちらと舞っています

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こちらは、日本画の手法の1つ「垂らし込み」を上手につかって、朧月が表現されています。
牛の描写を筆だけで上手く表現していますね!

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どっしりしたガマガエルは鳴き声まで聞こえてきそうな迫力!
上を向いている表情がとてもユニークです

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こちらは、筆をコントロールして線の強弱をつけています。
飛んでいる鷺の勢いが出ていますね。

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カラフルな作品もあります!

お月見をしているウサギの様子がよく伝わってきますね。
もしかしてホームシックなのかな?

書道以外で筆を使うのは、初めてという子もいて、はじめのうちは中々コントロールが難しそうでした。
鉛筆の持ち方とは違う事、線を引くというのは、手首だけではなく、腕も上手く使うという事、こんな事が感覚的に理解できれば、絵を描く幅もまた一段とひろがりますね。

いろんな手法を学ぶことで、表現の幅も広がるので、更に絵を描く事が楽しくなります!


そして、また機会を作って、日本の文化も学んでいきましょう。

EH


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2019年10月23日

鉛筆デッサンと遠近法(小学生)

今回は立方体や球、円柱を使って立体を考えるデッサンの基本を学びます。

何やら難しそうですね(笑)

立体という概念自体、小学校高学年で学ぶことらしいです!
そんな難しい事に挑戦!

絵を描く時に見ているものが3次元であるという認識を持つことで、平面に絵を落とし込んでいくときに理論的に考える事ができるようになります。

...つまり
奥行や厚みなど立体感を感じる絵が描けるという事ですね。

まずは、立体を理解してもらうために、積み木などを使って説明します。
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そして、ワークシートを使って色々なモノを実際に描いてみて...
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それから身近にあるものをデッサンしました。
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一見地味で面白くないかも知れませんが、実はこのような訓練があるからこそ、
観察力が身に付いて物事を多角的に捉えられる基礎力となります。

そのような基礎力が身に付く事で、応用ができるようになり躍動感がある絵を描けるようになるでしょう手(グー)

基礎ってどの分野でも大事ですねわーい(嬉しい顔)

個人的ですが...

まだ美大生だったころは、よく電車内にいる人を脳内スケッチをしていました。
特に、手や足(靴)などを観察して...ジーっと見つめすぎると怪しい人になってしまうので、もし実践する場合はほどほどに(笑)

EH






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2019年04月30日

キャンバスに描こう(小学生)



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小学生のアクリル画もご紹介しましょう目




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どこか行ったことのない南の島



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白い波の泡


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夕焼けの空



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「どうしたらいろいろな光がにじんでいるように見える空が描けるの?」







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水や絵の具の濃度を工夫しながら、画面上で色を重ねたり、

して描きます




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色のにじみやぼかし、など、水彩画で使う技法と、

油絵具で使うグレージングや塗り重ねなど、


いろいろいろな技法を組み合わせて描きました




何度も重ねながら描くということは、最初に描いた部分を塗りつぶしたり


薄くしたりすることでもあるので、


最初に描いた部分が見えなくなったりして

「これでいいのかな?」

「失敗しちゃった!」と思うこともあるかもしれないですね。





一番大切なことは、上手にうまく描こう、ということよりも


自分が描きたいと思っている部分や表したいことを


筆を置き、描き終わる最後まで

ずっとイメージを持ち続けながら

自分なりのやり方で試行錯誤しつつ描くことではないかな??と思います。



何時間も小さなキャンバスを前に絵の具と格闘していましたが、


1カ月近くたっても、


「まだ終わりではないよ!」という子が何人もいたので、


子ども達なりに自分の絵のイメージがあるのだな〜〜と、感心しました






また制作の合間をみながら、ゆっくりと自分の絵を仕上げていきましょう。





Y.N












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2019年04月17日

キャンバスに描こう~アクリル画(幼児)

小学生以下のお子さんは、

キャンバスにアクリル画を描くことに挑戦しました



普段よく水彩画で使う紙ではなく、「キャンバス」という、


木枠に麻布を張った画面に描きます晴れ



キャンバスは、もともとは西洋絵画の油絵具の支持体ですが


近年、アクリル絵の具の人気が高まっていることもあり


油彩画、アクリル画に両用できるものも使われるようになってきました。



今回使う描画材のアクリル絵の具は、数百年という長い間使用されてきた

油絵具の画材の良さと弱点を補う新しい画材として


アメリカで研究開発され、現在も改良を続けながら世界中でアーティストに愛用されています。




なんといっても、水で絵の具を溶いて使うことのできる手軽さがうれしいですね。わーい(嬉しい顔)




魅力的な作品がたくさん仕上がったので、



一部ですがご紹介しましょう





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風景画を描く際は、



水平線または地平線を意識して



描きたいのは空なのか、海なのか、など大きく描きたい部分を強調することを


大切にしながら描き進めていきました




また、動物や昆虫は、生き生きとした表情や特徴的な動き、

独特の色彩を表すために混色を楽しみました。





アクリル絵の具を使ってみると、


油絵のように重厚な重ね塗りや、薄く繊細な表情もどちらも自由自在に


表すことができるので、子ども達にもピッタリの描画材ですね。





仕上がった作品は、



是非ご自宅に飾っていただき、


絵を通じてご家族やお友達と


自分が描いた絵についてゆっくりお話してみてくださいね。








Y.N

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posted by TAS at 00:58| Comment(0) | 絵画