毎年1月恒例の自画像
すんなりと制作に入ることができる子もたくさんいますが
小学生2年生〜高学年ともなると、自分の顔を描くのに
かなり抵抗感を感じる子もいます
まず「鏡を見る」ということそのものが苦手だったり
コンプレックスがあったり
無理に描くのも良くないので、「どうしても描きたくなかったら
今年は描かなくてもいいよ〜」
「描くのは30分だけでもいいよ〜」と講師も言ってみます
仕方なくスケッチブックを広げて、描いている子を眺めたり、
鉛筆で輪郭を取り始めると、なんとなく描き進めて、
いつの間にやら自画像が完成。。。



「人物」「顔」を
綺麗とか可愛いとか、かっこいい、という単純な概念ではなく
絵を描くのに対象の本質を見るトレーニングとして
徐々に自分の顔や表情を客観的に見られるように
なったらもうそれで十分な課題です

骨があるな、筋肉はどこかな、体の構造は?と少しの時間でも
考えることができればOK
絵画教室の波にのまれて、いろいろな表情の作品ができましたっ

大人になって、もしまだスケッチブックが保管されていたら
子どもだった頃や2025年の出来事を
思い返したり、どんな気持ちだったかな〜と
ぜひ見返してみてほしいな、と願っています

Y.N