2019年04月30日

キャンバスに描こう(小学生)



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小学生のアクリル画もご紹介しましょう目




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どこか行ったことのない南の島



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白い波の泡


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夕焼けの空



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「どうしたらいろいろな光がにじんでいるように見える空が描けるの?」







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水や絵の具の濃度を工夫しながら、画面上で色を重ねたり、

して描きます




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色のにじみやぼかし、など、水彩画で使う技法と、

油絵具で使うグレージングや塗り重ねなど、


いろいろいろな技法を組み合わせて描きました




何度も重ねながら描くということは、最初に描いた部分を塗りつぶしたり


薄くしたりすることでもあるので、


最初に描いた部分が見えなくなったりして

「これでいいのかな?」

「失敗しちゃった!」と思うこともあるかもしれないですね。





一番大切なことは、上手にうまく描こう、ということよりも


自分が描きたいと思っている部分や表したいことを


筆を置き、描き終わる最後まで

ずっとイメージを持ち続けながら

自分なりのやり方で試行錯誤しつつ描くことではないかな??と思います。



何時間も小さなキャンバスを前に絵の具と格闘していましたが、


1カ月近くたっても、


「まだ終わりではないよ!」という子が何人もいたので、


子ども達なりに自分の絵のイメージがあるのだな〜〜と、感心しました






また制作の合間をみながら、ゆっくりと自分の絵を仕上げていきましょう。





Y.N












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2019年04月17日

キャンバスに描こう~アクリル画(幼児)

小学生以下のお子さんは、

キャンバスにアクリル画を描くことに挑戦しました



普段よく水彩画で使う紙ではなく、「キャンバス」という、


木枠に麻布を張った画面に描きます晴れ



キャンバスは、もともとは西洋絵画の油絵具の支持体ですが


近年、アクリル絵の具の人気が高まっていることもあり


油彩画、アクリル画に両用できるものも使われるようになってきました。



今回使う描画材のアクリル絵の具は、数百年という長い間使用されてきた

油絵具の画材の良さと弱点を補う新しい画材として


アメリカで研究開発され、現在も改良を続けながら世界中でアーティストに愛用されています。




なんといっても、水で絵の具を溶いて使うことのできる手軽さがうれしいですね。わーい(嬉しい顔)




魅力的な作品がたくさん仕上がったので、



一部ですがご紹介しましょう





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風景画を描く際は、



水平線または地平線を意識して



描きたいのは空なのか、海なのか、など大きく描きたい部分を強調することを


大切にしながら描き進めていきました




また、動物や昆虫は、生き生きとした表情や特徴的な動き、

独特の色彩を表すために混色を楽しみました。





アクリル絵の具を使ってみると、


油絵のように重厚な重ね塗りや、薄く繊細な表情もどちらも自由自在に


表すことができるので、子ども達にもピッタリの描画材ですね。





仕上がった作品は、



是非ご自宅に飾っていただき、


絵を通じてご家族やお友達と


自分が描いた絵についてゆっくりお話してみてくださいね。








Y.N

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posted by TAS at 00:58| Comment(0) | 絵画

細密画を描く(小学生)

細密画と聞くと、どんな絵を想像するでしょうか?目


細密画は、描く対象を細かく緻密に描きこんだ絵、と広く定義されるので、

「これが細密画」というものはありません


デッサンが正確な形態や遠近感、重量や質感、

描く対象の内面まで踏み込んでいく本質的なものを描くことが重要であることに対して、

細密画は、描き手が「緻密に描きたい」とと感じた欲望そのままを

ひたすらに感じさせる緻密な絵肌の表情が

見ている者に感じさせる迫力があるのではないでしょうか。


また、西洋のデッサンが「面」でとらえる描写が多いのに対し、


アジアの美術には「線」を強調し、



実際に見えてはいない部分まで


描きこむことで、質感や奥行きを排除してしまったかのような

画面に感じられることもあります。





今回、小学生のお兄さんお姉さん達は


描きたいものの写真など、2次元の画像を参考にしながら、


じっくりと描きたい部分を細部まで描きこむことに挑戦しました。






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パンダを描く子は、黒く見えた部分をただ黒く塗りつぶすのではなく、


線や面の重なりで陰影をつけるように。




毛並みの一本一本を生やしていくように描きこみましょう。




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小さな細い一品一本が生き物の毛並みになるんだよ、と伝えたら


手の動きが慎重に丁寧になってきました。




細密画のルーツをたどれば、インドやイスラム文化も参考となります。


中世の経典の写本や、書物の挿絵として登場し、


ヒンデュー教やペルシャ文化、西欧絵画の影響を受けながら


地域によって


それぞれ独自の発展をしていきました。



宮廷のようすや神話や歴史、叙事詩などが題材にされ、


色鮮やかな色彩で明確な輪郭線をもって細かく描かれていることが特徴です。




細かく描く、ということは丁寧に描くということでもあります。


神への畏敬の念や、自然への敬意が


細かく丁寧に描く、という行為につながったのかもしれません。





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本当に自分が描きたい!と感じるものでなければ、



描きたくないものをじっくりと描き続けるのはつらいことですが、




長い時間をかけて、これだけ集中して描きこんだ皆は



鳥の羽の色合いの美しさやや動物ふわふわ、チクチクした毛並み、



表情など、描きたい部分がきっと見つかったのでしょうねわーい(嬉しい顔)




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posted by TAS at 00:30| Comment(0) | 絵画

2019年03月07日

冬休みの思い出


冬休みが明け、子どもたちは束の間のお休みを楽しんでいたようで、


たくさんの、あそこに行ったよ!という報告をしてくれました。


お正月、初詣、家族との時間、スキーや旅行・・・


そんな冬休みの思い出を絵にしました。


記憶を辿って絵にしてみると、


印象に残ったことが誇張されて描かれたりします。


例えば、神社の仏像がすごく大きかったとか、


おせちの種類がたくさんあったとか、


雪山が真っ白だったとか。



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絵には、描いた人の心象風景が映し出されます。


そこにその人の物事の捉え方や感じ方、考え方が読み取れたりします。


子どもたちに冬休みの思い出を描いてもらう時には、


その「捉え方」を引き出すために、質問を繰り返します。


なぜそのテーマにしたのか、どこが面白かったのか、


自分や周りの人たちは何をしていたのかなど。


子どもたちは驚くほど細かく覚えているもので、


絵にもそのリアリティーが表れ、


より詳細な描写になっていきます。


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記憶を辿って絵を描くことは、


自分の心理を探ることに繋がるかもしれません。


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2018年06月21日

青の世界

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6月も半ばとなり、関東も梅雨入りですね雨

5月は暑い日が続いたため、一転して涼しい毎日に過ごしやすいな、

と思う反面

早く晴れないかな、と思う日もありますねわーい(嬉しい顔)




そんな梅雨の時期ではありますが


美しい紫陽の花のように小学生は水彩絵の具で青と白だけの色を使って


色から自由に発想して絵を描くことに挑戦しました




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使っていくのは青と白だけですが、


描きたいことや考えたこと


頭に浮かんだイメージを


真っ白なキャンバスを前にどのように表したのでしょう








小学生の作品をご紹介しましょう



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寒い国に住むウサギさん


ブルーのグラデーションとユニークな構図、ドロッピングした絵の具が
色彩のリズム感を生み出しました
空を飛ぶ蝶が幻想的ですね








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富士山と湖

雨が降っているのでしょうか。水面の下の魚に思いを寄せながら描きました








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夜の風景


この木は夜になると光を発し、

ウサギたちが木の下で嬉しそうに遊ぶそうです









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湖と鳥


真っ白でふわふわの鳥を描きたい!

青と白の色から最初に感じたことだそうです




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海と空




遠くに見える水平線

もしも、海と空が一緒になってしまったら
どんな景色が見られるだろう?
もしも海も空も溶けてしまったら、島はどこにいってしまうんだろう?

そんなことを思いながら描いたそうです。









「色」からイメージするものは皆それぞれ異なりますが、



青のモノクロームで描く世界は


色の持つイメージから広く深く広がり


詩的で幻想的な世界が生まれるような気がします。


「青」のもつ一般的なイメージは、

「寒い」
「冷たい」
「さみしい」
「暗い」
「不安」
「未熟」

などなど??


または、


「さわやか」
「安らぎ」
「知性」
「透明」
「誠実」
「深淵」

などでしょうか


人によっても感じ方や捉え方が違うかもしれませんが

その日の体調や気分によっても変わることもあれば、

その国の文化や歴史上のエピソード、

伝統的な文化など時代が意味するものによっても

色の捉え方にそれぞれ異なるものがあるようです。



アートの世界においても作家は青や緑のもつ色味を


自身の作品に反映していったシリーズがいくつか

あります




近代美術で代表的なものといえばPablo Picasso パブロ・ピカソの「青の時代」でしょうか。

まだ若きピカソがスペインはバルセロナのアトリエに住み、都市に追いやられた人々の

苦悩、貧困などを主題とした作品には繰り返し青が用いられました

1900年代初頭、時代の変わり目に生きた人々と自身の存在をピカソ独自の表現で

展開していきました。


一方、

日本では、青は「藍色」ともいいますが、老若男女問わず広く一般に愛されてきました


中でも、日本を代表する絵師、葛飾北斎の「富嶽三十六景」

は独特の青で、江戸の庶民は夢中になったようです

海外でも「北斎ブルー」と呼ばれ独特の繊細な青と景色を映し出した

北斎の画風に現代でも多くのファンがいます


一口に「青」と言っても古くから日本では「浅葱色あさぎいろ」「群青色ぐんじょういろ」「薄花色うすはないろ」

など四季を感じさせる伝統色として多くの命名がなされています





そして

戦後のアーティストでは、フランス人アーティスト

Yves Klein イヴ・クラインでしょうか


「青」のもつ無限の可能性を秘めた世界に没頭し、自分だけの理想の青「International Klein Blue]

生み出しました


イヴ・クラインは、青の持つ深遠な世界に深く深く入り込み

その青だけを使ったモノクロリズム作品の制作を追求しながらその生涯を閉じました






イヴ・クラインブルーと呼ばれるその色は、絵の具ではウルトラマリン・ブルーと呼ばれる

青に近く、明るく透明感のある青で、緑がかった青でも、赤味のある青でもなく

まさに青そのもの、といった色彩です。






皆さんは「青」といったら何を思い浮かべるでしょうかわーい(嬉しい顔)









Y.N


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横向きの顔


今回のテーマは「横向きの顔」です。



子どもは人の顔をよく描きますわーい(嬉しい顔)



美術教育では、



「子どもは見ているものでなく、知っていることを描く」



と言われていますが、



特に幼児は、自分の記憶の中の「人のイメージ」を形式化して描きます。



だからからか、人を描く時は前から見た姿が多いのですね。





しかし今回は、人の横顔を改めてよく観察して、



描いてみることに挑戦しました。



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耳の位置や、鼻と口の高さ、首の位置など、



横顔を描くのって、バランスをとるのが難しいのです。



みんな、何度も修正を加えながらも、



横顔をよーく観察して描いてくれましたexclamation




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肖像画の場合は、画家と目を合わせるように前を見て描かれることも多いですが、



視線をこちらに合わせない横顔は、どこか物憂げで、



モデルが何を考えているのか、鑑賞者が想像してしまうような思慮深さがあります。



モデルの視線の先には、どのような情景が広がっているのでしょうか。



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静物画・卓上の果物


静物画を描くという課題。



静物画とは、文字の通り「静止して動かないもの」を描く絵画です。



主に草花や果物、壺や瓶などをモチーフに描かれます。



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静物画で有名な画家の一人に、ポール・セザンヌがいます。



19世紀フランスで、後期印象派として知られる画家で、



光の表現や鮮やかな色彩、変化の質感に特徴のある印象主義の流れをくみながら、



構築性や形態感に独自の手法を取り入れました。



多角的な場所から見たモチーフを一つの画面に入れたり、



単純化された造形や大胆な色使いをして、



後の、ピカソなどのキュビズムに大きな影響を与えます。



クラスでは、セザンヌの絵画を鑑賞してから、



ガラスコンポートに乗ったたくさんの種類の果物を描きました。



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使った画材は、鉛筆と水彩絵の具です。



水彩表現に特徴的な「にじみ」や「ぼかし」を、うまく活かして描いていました。



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デッサンを描く時は、見たものをそのまま、



形や遠近を忠実に描くことが基本ですが、



この静物画では、見たものから受けた印象や、



そこから感じた自分の気持ちを画面にぶつけること、



それをためらわずに絵筆を進めてもらうことにしました。



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セザンヌのやっていたことはまさに、



モチーフから受けた自分の「感覚」を大事にしていたことでした。



子どもたちの作品からは、静物を描くことを通して、



一人一人が感じた、素直な感情が表れています。



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2018年04月20日

鉛筆デッサン~白いモチーフを描く

小学生は、白い物を集めて鉛筆デッサンに取り組みました



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白いものばかりですが、それぞれの形態はさまざまです







球体の石膏、ティーカップ、発泡スチロール、ビニールテープ、

透明のソープ容器




さあこれから描くモチーフをじっくりと眺めてみましょう

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白い石膏以外は、どこにでもある日用品ですが、


椅子の前にイーゼルを立て、スケッチブックを置き


テーブルに敷かれた白い布の上に置かれた白いモチーフをじっと眺めていると


一つひとつが静かにたたずんでいて、なんだか不思議な存在感を放っているかのようです



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「スケール」という道具を使って、スケッチブックの中に

モチーフをどのように入れるか考えます



モチーフを配置するのは


「構図」といい、描く前に考えるとても大切なステップの一つです





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一つひとつは比較するとどのくらいの大きさかな?




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鉛筆もカッターで削り、練消しゴムとプラスチック消しゴムを

使い分けながら描きます



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何度も描き足したり消したりの作業が続くので


あまり最初から強い線で描きすぎないようにしましょう



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自分の手だけで道具を使わずに


でこぼこのない完璧な球体を描くのってとても難しいということに気づいたね





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丸いもの、円柱の物、立方体、楕円形、


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小学生も時折シンプルなモチーフを描くことで


遠近法を知るきっかけになればいいな、と思っています。




また、ものをよく「見る」ということは「描く」視点でみると


どのように見えてくるのか、真っ白な紙の上で自分の手を動かし


何度も試すことで普段と違った視点が発見できたら面白いですね。





いつものワイワイと賑やかなアトリエとは思えないほど、


描いていた時間はみんなとても集中していて、小さな画家さん達の


アトリエに入り込んだかのような時間でした




ぜひまた挑戦してみましょう





Y.N




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2018年02月13日

植物画の世界

1月のKIDSクラス第一回目の課題は、「植物を描く」とし、

アトリエは花でいっぱいの華やかな雰囲気に包まれました

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1月は、暦の上では春とはいえ大雪の予報もあり、本当に寒い毎日でしたが、






春を予感させる植物の生命力や色彩に元気をもらいながらの制作となりましたわーい(嬉しい顔)




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みんなにはたくさんの種類からそれぞれ好きなものをピックアップしてもらい、


描きたいものを大小様々な形状の花瓶や鉢に生け直してもらいます










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すぐに描き始めるのではなく、遠目で眺めながら、描きたい植物の姿に近づくよう

じっくりとイメージを膨らせます




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「どんなふうに描こうかな」





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普段よく見慣れた花でも近くから見ると茎や葉っぱの付き方、
花びらのカーブやムーブメントに
それぞれ特徴があることに気づくでしょう







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鉛筆デッサンの上から透明水彩の絵の具の特性であるにじみやぼかしを
生かしながら描きます









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横向きの角度をよく観察し、デリケートな色彩で描かれました







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花瓶いっぱいに入ったバラの花びらの細かな重なりを意識しながら
描きました。華やかな色彩でパステルのマチエールを作りました






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幼児の子ども達はクレヨンで力強く


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デスク上に落ちた影の面白さに気づき、その影をなぞって描いたら

大変ユニークな構図になりました








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背景の筆の線描とラウンド型の花の対比が面白い効果を生み出しています








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余白部分の空間使いが静謐な雰囲気となり
ポエティックな絵に仕上がりました








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力強い筆のストロークと空想の中の風景も織り交ぜており
イメージが膨らみ、ずっと眺めていたくなりますね














植物は科学史の中でも生物学、歴史学、文化史の発展と常に共にあり、


いつの世にあっても人々の興味がつきることはありません



芸術史の中で西洋画における花は、風景画や人物画、


とりわけ静物画の発展と共に様々な姿で描かれてきました





生命の誕生や幻想的な夢の世界、希望や愛の象徴で描かれることも多くありますが



ただ眺めて美しい、という存在として描かれるだけではなく



時に死の象徴であったり、人間の持つ欲望や醜さ、または虚栄心を表す象徴であったりもしました




一方でそうした人間の感情や生物としての役割は全く無視するかのように



単なるひとつの形態としての画家の冷徹なまでの眼差しで組み合わされて



絵画の画面構成の一つの要素であるだけかもしれません




絵画の世界で描かれる植物や花は興味深い重要なモチーフであることに



いつの時代も変わることはないのでしょう







同じ種類の花を描いても一人ひとり全く違う表現になったことがとても面白く感じました


絵として眺めてみても、人はそれぞれ多様なものの見方があるのだと改めて感じた課題となりましたわーい(嬉しい顔)








今年一年、ぜひ多様な花を大きく咲かせていってくださいexclamation





Y.N













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2017年12月16日

橋のある風景を描く~  ゴッホと安藤広重(「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」展から)

現在、東京都美術館で開催されている「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」展

子ども達の多くも上野まで展覧会を見に行ったようです。



オランダの画家、フィンセント・ファン・ゴッホVincent Willem van Gogh(1853-1890) 
は日本で最も愛されている画家のうちの一人で、

多くの人が有名な「ひまわり」や「自画像」を目にしたことがあるでしょう。

その中から私たちはゴッホの描いた作品の中から「橋」にフォーカスして

パンフレットや画集、展覧会に行った感想など聞きながら

ゴッホ自身が影響を受けた歌川広重の浮世絵も鑑賞し、

「橋のある風景」をイメージして空想画や自分の理想郷イメージに

描くことにしました。


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ゴッホは南フランスのアルルに移り住んでから、「ヴィゲラ運河のグレース橋」

「アルルの跳ね橋」など繰り返し繰り返し橋のある風景を描きました。

そこには、日本の浮世絵に見た景色を思い浮かべ、歌川広重などが描いた

平坦な色彩や大胆な構図、素朴な市民の日常の生活の姿を映し出した姿に

「楽園」を見て理想化し、まだ見ぬ日本に憧憬を募らせていきました



さて、皆さんにとって、まだ見たことのない「理想の情景」はどんな場所でしょうか。



また「橋のある風景」を思い浮かべたとき、何がそこにあるのでしょうか。









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「機関車を思い浮かべたの」

真っ赤な鉄橋がかかる美しい紅葉の中を機関車が走る抜ける光景を描きました



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「自転車に乗って夕陽の中を家に帰るところだよ」

大きな大きな川にかかる橋を自転車を一生懸命にこぎながら

渡っていく姿がイメージできますね

大胆な構図で地球の丸いことも良く分かります





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こちらは近くを流れる墨田川

「色々な種類の魚や海鳥が住んでいて、川遊びができたらたのしそうだな」 

と思いながら描きました





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こちらはモノレールが山を行き来できる橋

「夜になるとライトが輝いてエレベーターで高い場所まで行けるんだ」







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「田舎の田んぼや畑の中にある橋を描きたいな」




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「いろんな遊び方ができる橋!」

大好きな猫ちゃんたちが画面いっぱいに様々な姿で遊んでいる姿が描かれています





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「ハートの橋は、悪い人が通ると真ん中が割れて落ちて鮫に食べられちゃうんだよ」

怖~い橋ですが、ユーモラスなお魚たちが住んでいる橋です






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松の木の下に架かる日本風の真っ赤な太鼓橋が正面から見た印象的な橋です



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「プレゼントをたくさん積んだサンタが木の橋を越えて山を越え、
家まで届けに来てくれるよ」

淡い色彩でロマンチックな情景が描かれました






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今まさに橋を越えていこうとする姿はご自分でしょうか?
橋の向こうを渡るとどんな風景が広がっていくのでしょう







ファン・ゴッホにとって日本人は自然に調和し、お互いが助け合って生きている思慮深い人々として

理想化されていったようです。


そして自分自身が深い思想の中でどのように芸術を追求していくか


日々悩み、精神の病にもがき苦しみながらその生涯を閉じました


その悲劇的で美しい理想郷を求めたロマンチックなゴッホの芸術家としての生き方



そのものに、私たちはかつての日本人のような素朴で純粋な心

そのものであるような気がして心惹かれるのでしょうか。










自分の思い描く風景をイメージしながら描き切った皆さんに講師一同、大変心温まりました



「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」
東京都美術館
東京展は来年2018年1月8日まで
gogh-japan.jp/


その後京都に巡回し、最後にオランダ・アムステルダムのゴッホ美術館に巡回します













Y.N





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2017年12月15日

乗り物を描こう

1年生までの幼児のお子さんは「乗り物」をテーマにじっくりと水彩画に取り組みました





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普段から子どもたちは大好きな電車や新幹線、バスや飛行機に乗った体験を

お話ししてくれます



描きたい乗り物は?


「電車!」

「やっぱり車!」

「あのね、自転車買ってもらったんだよ」

「バイク!」

「う〜んわかんない」

「あのね、スーパーカーってすごいんだよ」

「あのね、将来トラックの運転手になりたいんだ」

「宝石みたいな馬車をみたことあるよ」

「あのね、飛行機に乗ったんだよ」

「お菓子でできたバスに乗りたいな」



みんなとお話しをする中で、描きたい乗り物のイメージが少しずつでてきたようです

早速描いていきましょう






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実際に描きたいと思っていてもあれれ、

そういえば、どんな形をしていたっけ?

自分が運転していたり、

乗り物に乗っている姿ってどんな風に描いたらいいんだろう??





いろいろな課題を乗り越えながら、姿をイメージしながら


みんな最後まであきらめずに取り組みましたexclamation





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こちらは自分の住んでいるマンションの駐車場

買ってもらったばかりの自転車と何時も停めてあるバイクを描きました

普段から停めてあるある姿が目に焼き付いているのかなexclamation&question







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「お菓子の乗り物!」「いろんな形のクッキーでできているんだ」

電車もヘリコプターもバスも車も描きたいもの全て描きました







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海にかかる橋を渡る一台のトラック


真っ赤な太陽が雲の合間から顔を出しています


お仕事に向かうのでしょうか。それとも自宅に帰るのでしょうか?


海の向こうにはちいさな島がひとつ浮かんでいます。お魚も海の中から見ています


観光船も赤い橋を行き交おうとしています







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こちらはかっこいいバイクに乗る姿


「あのね絶対車よりバイクの方がかっこいいんだよ」と教えてくれました


外国の砂漠や山の中のでこぼこ道や急な坂のある山道に


川がある道路をさっそうと駆け抜けていくバイクだそうです。






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こちらはきらきら宝石でできた馬車

きれいなドレスを着たお姫様もいます

絵の具を大事そうに使いながらゆっくり丁寧に描いているお姿が印象的でした






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「あのね、自転車に乗れるようになったんだよ」

とてもうれしかったのでしょう。大きな自転車に乗ってどこに行くのかな?

自分が自転車に乗っている姿を描くのはむずかしかったけれど


実際にお友達が自転車に乗ってる姿のポーズをしてくれて


それを見ながら描きました。







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また絵を描いてお話してくださいね











Y.N
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2017年12月10日

そっくり林檎 りんごのデッサン

みなさんは、果物、と聞いて思い浮かべるものは何ですか?




子ども達に聞いてみると、

はじめに「りんご」という単語が出てくるように思いますわーい(嬉しい顔)

リンゴ、ミカン、ブドウ、ナシ、いちご・・・・などなど



果物の代名詞とも言ってよいほど身近なリンゴ

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小学生のお兄さんお姉さんには、そんなみんなにとっての身近な果物を

よ~く見てもらう時間をとってもらい、普段見ているリンゴが

果たして「本当に良く見ているのか」という問いかけのような課題に取り組んでもらうことにしました




とはいっても、普段から良く見ているリンゴを


「今日はリンゴをじっくり見ながらデッサンしようね〜グッド(上向き矢印)」と、

講師がウキウキしながら話すと、

「えーーーどうしてそんなにじっくりみなくちゃいけないの〜〜exclamation&question


と戸惑いの声が聞かれたのも事実・・・がく〜(落胆した顔)


たしかに、絵を描く人にとってはリンゴは最初に取り組むモチーフの課題であることが多いため


当たり前と言っても良いオーソドックスな基礎課題ですが、


子どもたちにとってはリンゴをじっと見続けることは、



「いったいなぜそんな退屈なことをしなければいけないの?」



という素直な感想になるのもうなずけます。


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360度じっくりとリンゴをよく見て描いた後は、

みんなが大好きな粘土もしようよ!


と伝えると、普段から粘土が大好きな子供たちは、


喜んでデッサンにも取り組んでくれました


普段から手を動かすことで何かを感じ取ったり気付きを得たり、


ということが当たり前になりつつあるのだな、ととても嬉しくなりましたグッド(上向き矢印)




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鉛筆デッサンで光と影を丁寧に拾いながら描きます。

リンゴの色味をモノトーンでどのように表したらよいかな?




そしてリンゴを触ったり、においをかいだり、味わったりした後は

粘土でそっくりに形作ってみましょう

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並べてみると、白い粘土だけでも不思議な存在感を放つリンゴ




リンゴは丸い?



リンゴはどこが膨らんで、どのくらいの深さでへこんでいる部分がある?



リンゴの軸はどんな形?



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次は、そっくりな色を塗ってみよう




リンゴの色って果たして本当に赤なのかな?

実際に赤を塗ってみると、

一色だけの赤だけでは本当のリンゴの色には遠く及ばない、ということに


気づいた子ども達



それに「赤」と言っても、黄色に近い赤、茶色に近い赤、オレンジに近い赤、


青や緑に近い赤、など色々な赤があります。




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下地に緑を塗ったり、きいろをぬったり、いろいろと試行錯誤をしてみます

失敗しても、全然気にしないで大丈夫。




何度も何度も塗り重ねたり、逆に描いた色を拭き取ったりしていくことで、


だんだんと理想とする色に近づいていくよ。




最初からこうだ!という正解を求めず、自分の手を動かしながら、自分の目で見ながら、

自分にとっての正解を求めていくのがアートの面白いところでしょうか。

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そうして出来上がったみんなにとっての「リンゴ」







さあ、どれが本物のリンゴでしょうexclamation&question(一つだけ、本物のリンゴが混じっています)


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(リンゴの上にレモンが乗ったユニークなリンゴもありますね目)







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一つひとつが色も形も不ぞろいの面白いリンゴ



これからも身近な物から新しい発見をし、真っ新な目で見て、


試行錯誤しながら堂々と表していってくださいね











Y.N



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2017年10月19日

ジョゼッぺ・アルチンボルドの世界




先日、国立西洋美術館で「アルチンボルド展」がやっていましたね。



そこで月島アートスクールでも、アルチンボルドの作品の鑑賞と、



彼の作風について学び、絵を描きました。





ジョゼッぺ・アルチンボルド―――



16世紀後半のオーストリアで、宮廷画家として活躍した人物です。



当時のヨーロッパでは、



東ヨーロッパを中心に、ハプスブルク家が神聖ローマ帝国築き、



圧倒的な権力を持っていました。



アルチンボルドは、神聖ローマ皇帝、



フェルディナント1世に招き入れられ、



以後マクシミリアン2世、ルドルフ2世と、3代の皇帝に仕えます。




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花や植物、魚や動物など、自然の事物を精巧に描き、



それを組み合わせて、人の肖像を描くというアルチンボルドの作風は、



皇帝たちの関心を惹き、寵愛され、



自らの肖像画を描かせたり、



贈呈品として使用されるなどしました。



四季折々の動植物や、大気、火、大地、水などをモチーフに描くことで、



この世界を支配するハプスブルク家の繁栄と、



大きな権力を示唆したと言います。




ーーー



そこで今回は、多くの皇帝や人々を魅了した




アルチンボルドの「寄せ絵」の手法に倣って、絵を描きました。





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誰を描こうかな。



お父さんにしようかな。



お父さんが好きな食べ物はなんだっけ・・




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描く人に合わせて、モチーフが変わってくるようです猫




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頭のリボンが蝶になっています。


昆虫が好きな女の子なのかな?



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想像の世界が広がりますね!




モチーフの一つ一つに拘ってしまって、



全体像がわからなくなってしまったり、



モチーフを細かく描きすぎて、顔を埋められなかったり、



色々と苦労していましたが、



みんな、アルチンボルドに負けないくらいの



奇才ぶりを発揮してくれましたわーい(嬉しい顔)




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2017年08月26日

水彩絵の具の技法からアイディアを出し制作しましょう

水彩絵の具の特性や表現方法のアイディアを学んだ後は




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実際に自分が彩色した紙を使って制作してみましょう




絵の具の模様や色のにじみを利用して、




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(羽の模様が美しいですね)







孔雀を作ったり・・・










小学生は、水彩絵の具のアイディアをいかしてコラージュに挑戦しました

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みなさんは、エリック・カール(Eric Carleという絵本画家をご存知でしょうか


にほんでは「はらぺこあおむし」でも大変人気のある作家です。


エリック・カールさんも、絵の具で様々な技法で紙を彩色し、


コラージュの技法で絵本を制作したそうです





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皆さんの作品も、「色の魔術師・エリック・カール」に負けないくらい、


色彩も画面構成も生き生きとしていて、とっても素敵です




簡易だけれど、額装をするとまたお家の壁にも飾って眺めて楽しめますねわーい(嬉しい顔)






描いた線の上をはみ出さずに塗ることも大切だけれど、


たまには絵の具の技法を大胆に実験し、アイディアを考え、



水彩絵の具の持つ可能性をいかしながら、



より豊かな表現方法を存分に楽しんでいきましょう










Y.N



posted by TAS at 20:20| Comment(0) | 絵画

2017年08月25日

絵の具と水、そしてアイデア



水彩絵の具のアイディア


今日は絵の具と水、そしていくつかの道具が出てきますひらめき




絵の具の可能性をいろいろ試してみたく、基本の基本から改めておさらいしますexclamation







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絵の具をチューブからダイレクトにのせた紙を半分に折り合わせ、

広げると・・・?






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歯ブラシに絵具をのせて網目の上でシャカシャカこすると・・・?






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(グラデーション作り)

水の量を多くしたり少なくするだけで・・・色の濃さが変化していきます!


白を混ぜなくても濃い~薄い色幅の変化が生まれますね






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(絵の具の技法サンプルをつくりました)






そう、みんなは絵の具を使った、様々な技法を試しています。



普段学校でも基本の画材、水彩絵の具は、

水だけで描ける身近な画材でありながら、


実は表現技法には奥深~い世界があります









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ウェット・アンド・ウェットで画面上で色を混色するにじみ






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こちらはどうやって出来たのでしょう?

ちなみに上は「にじみ」下は水分量の多い絵の具の上にストローや息を吹きかけ

偶然の絵の具の流れをいかす技法で、「吹き流し」と呼ばれています。



西洋絵画だけでなく、日本でも木を描く際に墨に息を吹きかけて細い枝が縦横無尽に広がるさまを


描いたことなどから、古くからある技法のひとつでもあります








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「絵の具の技法」を使ったドローイングをもとに

みんなどんなユニークな作品ができるのでしょうか??





posted by TAS at 13:47| Comment(0) | 絵画

2017年05月04日

自画像



自画像は、はるか昔から描かれてきました。


これまでも多くの有名な画家たちが自画像を描き、


そして現代の作家の多くも尚 自画像を描いていますアート




東京芸術大学では、明治31年から現在に続き、卒業制作で自画像を描くという伝統があります。




その自画像を大学が買い上げて、貴重なコレクションとしています。




今回は、そんな自画像を描くことに挑戦パンチ




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まずは、5人の有名な画家たちのたくさんの自画像をみます。




ピカソ、ゴッホ、フリーダ・カーロ、レンブラント、ルシアン・フロイド。。



それぞれの画家は、なぜ自分の顔を描いてきたのでしょう。




自分の内面の探求であったり、



変身願望であったり、



モデルにお願いするお金がなかったから、など



様々な理由があったことを知りますが、同時に自画像を描くことは



その時々の自分に向き合い、同じ自分を描いていても 



全然違う人のような顔が描かれていることも知りました。



ピカソの青の時代のやせ細った自画像、


ゴーガンと喧嘩をして耳に包帯を巻いたゴッホの自画像、



顔は同じようでも背景の様子が色々と異なるフリーダの自画像、



初めは金銭的に豊かな様子が読み取れる自画像が



次第にお金に困り、最終的には不気味な笑みを浮かべた自画像を描いたレンブラント、




など 生きていく中で環境や状況も変わっていくのと同じように


画家たちが描いてきた自画像も変わっていきました。




さてさて、




画家たちが描いてきた自画像を勉強した後は、自分たちの番ですexclamation



自分ならどんなことを思って自分を描きたい?表現したいかな?



ということを考えます。





まず鏡を持って その前で自分をよーく見て見ます。



恥ずかしいよねふらふら 



でも自分を描くってそういうこと。。



鏡の前で笑って見たり 怒った顔をしてみたり、寂しそうな顔を作ってみます。



今の自分でどんな気持ちだろう?




どんな今の自分を表現したいだろう?





鏡の前で模索します。






そして描いてきます。




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目や鼻の位置、輪郭、髪型、



鏡を何度もみて確認していきながら




消しては描いての繰り返しですあせあせ(飛び散る汗)






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しかしそうしながら 自分のイメージする作品に仕上げていきます。




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そうしながら、たくさんの自画像作品が生み出されましたexclamation







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音楽が大好きな様子がよく伝わってきまするんるん




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とっても明るいお友達exclamationよく描けています。


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おっ!何かに驚いている様子かな?



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背景がかっこよく塗れています。



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今回、自画像を描くことで自分の新しい発見があったかなわーい(嬉しい顔)



共通していたのは 楽しそうだったり 嬉しそうだったりする自画像が多かったこと。




いつか 怒っている時や悲しい時の自分も描いてみると 




また違う自分の発見があるかもしれないねかわいい





1コマ(2時間)という短い時間の中で




とても頑張りました手(グー)





お疲れ様でしたぴかぴか(新しい)





T.N



posted by TAS at 17:59| Comment(0) | 絵画

2017年04月28日

見たこともない植物を描こう





暖かくなったと思えば、急に寒くなったりと体調管理が大変なこの時期ふらふら



一方で外の景色は毎年変わらず



美しい桜の花びらをチラチラと舞い落とした桜の木が




あっという間に新緑の美しい緑に彩られています。






わたしたちがいる地球上には



桜の花のように、儚い美しさを魅せてくれる植物や



小さな生き物を食べる植物



バオバブのような絵本に出てくるような面白い形状の木々など



多種多様な植物が存在しますかわいい





知られている植物だけでも20〜30万種といわれていますが




きっとそれは地球上の植物のごくごく一部なのでしょう。





そう考えるとまだ出会ったことのない、地球の植物たちにワクワクします揺れるハート





今回はそんな植物をテーマに



見たこともないけれど、実際に存在する多種多様な植物の写真を見て生態を学び、



それぞれインスピレーションを受けた植物を描きました。





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肉食植物の中でも代表的なウツボカズラ。




虫を引き寄せ逃さないための構造を知ると




植物の見方が変わる感覚に陥りますあせあせ(飛び散る汗)






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「こんなお花があったらいいな〜」と想像して描くおともだち。




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太陽の光でキラキラ光る粘液。その粘液で虫をおびき寄せる植物もいるんだね。



でも描いてくれたのはとても優しそうなお花でした。



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植物も生きていくために色々な戦略をたててるんだねわーい(嬉しい顔)







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水彩絵の具の使い方も、だんだん上手になってきましたアート





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イメージや想像が膨らむと


絵だけでは収まりきらず



思わず言葉も書き込んじゃうわーい(嬉しい顔)






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生命力に溢れたみんなが




生命力に溢れた植物を描く。




それはそれは





エネルギーに満ち満ちた作品群でしたぴかぴか(新しい)かわいい晴れ







これからも色々な植物を知っていこうねexclamation







T.N
posted by TAS at 11:57| Comment(0) | 絵画

2017年03月08日

昆虫ノート

もうすぐ春ですねかわいい


3月5日の啓蟄(けいちつ)も過ぎ、暖かくなって


そろそろ土の中から生き物たちが、もぞもぞとでてくる時期になりました晴れ



そんな頃、月島アートスクールの生徒さんたちは 様々な生き物に思いをはせ



世界で一つのオリジナル昆虫ノートを作りました。






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ただのノートではありませんexclamation




開いても楽しいノートなのですわーい(嬉しい顔)






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まず、表紙と裏表紙に描く虫さんを決めます。




みんなどんな虫さんが好きなのかな〜?





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世界にいる様々な昆虫の写真集をみながら、インスピレーションを得ます。




信じられないほど綺麗な色の虫、変わった形の虫が自然界には存在するんですね目




「みてみてー!この虫こんなに大きいよ!」「どこが目かなあ?」「宝石みたい〜黄ハート



色々な声が飛び交いまするんるん





何を描くか決まったら、スケッチブックに下絵を描いていきます。








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「てんとう虫の足って何本?」「ナナホシテントウムシは丸が7つあるけど、てんとう虫にもたくさん種類があって


もっともっと点々があるてんとう虫さんもいるんだよ」


「カブトムシの幼虫ってどんな形?」「普段どんなところで生活してる?」




普段こんなにじっくり昆虫たちのことを考える事はあまりないかもしれません。




でもこの時間は、写真をよーく見たリ考えたりしなければ なかなか手がすすみませんふらふら




昆虫たちの会話で話が弾みますわーい(嬉しい顔)






下絵が終わったら、水彩絵の具で色を付けていきます。






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細かい所がたくさんあるから、筆を上手に使わなくては塗れません。





でもみんな、筆の先を上手に使いながら色を塗っていきます。





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ノートの表紙と裏表紙の絵が完成に近づいてきましたexclamation





目標は、使って楽しいノート!





表紙、裏表紙の絵が完成した後は、





昆虫のお話を作りながら




ノートの下や端、上など 好きなところに小さめに色鉛筆で絵を描いていきます。






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大きくどーん!と描くページも時にはありますわーい(嬉しい顔)




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そして表紙と裏表紙の絵をカラーコピーして貼り付けたら。。。。。





オリジナル昆虫ノートの完成ですぴかぴか(新しい)





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暖かくなってきた今、月島アートスクールはみんなが描いた昆虫たちのおかげで




生命力にみなぎり、エネルギーが満ち溢れ、室内温度が2〜3度 あがっていますかわいい晴れ







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T.N





























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2017年02月22日

動物のコラージュ

コラージュとは、フランス語で糊付けの意味です。


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新聞や布、針金 他 様々な物を組み合わせ画面を構成していきますぴかぴか(新しい)



1919年頃からはじまり、現代でも一つの絵画技法でもあります。




意図を持たない意外な組み合わせで、思いがけない効果を生み出し

自由な発想で楽しむことができますひらめき


今回は動物の写真の印刷物を使い、制作していきました犬猫





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チョキチョキはさみで切っては貼っての繰り返し。






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でも構成を考えるのが楽しいから



はさみも進みますわーい(嬉しい顔)






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うひゃひゃひゃ!


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とってもユニークな発想で、エネルギー溢れる作品が続々誕生しましたexclamation





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ストーリー性のある作品もかわいい





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動物の話をしたり、



みんなの構成をみあいながら笑いあったり、



色紙をつかって効果的な見せ方を考えたリ、




楽しみながらとっても素敵な作品が出来上がりました。




小さなアーティストから生まれる作品群。




側でその瞬間に立ち会えることを



先生はとっても嬉しく思っていますハートたち(複数ハート)




制作するときの


このワクワク感をずっと持ち続けてくれたらいいなあぴかぴか(新しい)

















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2017年02月01日

2017年! わたしの目標

新しい年の幕開けです晴れ

月島アートスクールでは、

今年は「わたしの目標」を描くことからはじまりましたぴかぴか(新しい)


成し遂げたいことをイメージして言葉にして書くことは


大人もよくやることですが、


絵にして表現する機会は、なかなかありませんふらふら



でも、イメージを絵で表現することは絵を描く上でとっても大切です。




みんなに聞いてみました。


「今年の目標は?」


すぐに返事が返ってくる子、じっと考えるこ、目標はないと言い切る子わーい(嬉しい顔)などさまざまでしたが、



目標が思いつかない場合は、昨年できなくて悔しかったことなど 振り返ってみてもらいました。


そうしながら、じっくりと今年の目標を考えたら



下絵を描いていきます。





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お母さんのお手伝いをたくさんしたい




バレエがうまくなりたい





鉄棒がうまくできるようになりたい





英語ができるようになりたい






それぞれの願いや思いを絵に託していきます。







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今年も月島アートスクールで、沢山絵を描きたいという目標を描いてくれたKちゃんかわいい


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イメージしながら頑張って描いた作品群は、どれもこれも気合の入った素晴らしい作品ばかりexclamation




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ともだちと縄跳びを練習して上手になりたいのかなexclamation&question




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バレエの発表会の様子が上手に描かれています。





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このお友達もバレエが上手になりたいと、一生懸命バレエを練習している風景を描きました。




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今年小学校にいくお友達は、ランドセルをしょって学校にいき

たくさん勉強したいというおもいをこめて絵を描きました。




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アイススケートが上手に滑れるようになりたいと描きました。



滑った跡のリンクもちゃんと描いています。



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料理をしてるのかな?




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ロボットが作りたい!と描いてくれたHちゃん!



壮大な目標だねわーい(嬉しい顔)



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人魚になりたいと描いてくれたYちゃん。



夢のある目標だねハートたち(複数ハート)



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熱海にいきたいるんるん


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ディズニーランドのホテルに泊まりたいリボン


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だんだん、目標ではなく、願望になってきた?(笑)






でも素晴らしい絵だから、決定るんるん





今年頑張りたいこと、





他にもたくさんexclamation





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漢字をたくさんかけるようになりたい!




テストで100点をとりたい!




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一生懸命勉強して

テストで二重丸をもらったときのイメージが

とても具体的に、忠実に描かれているね!





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みんなの目標が達成できることを



スタッフ一同応援していますexclamation




頑張って苦しいときは、



描いているときの気持ちを思い出して、




あきらめないで がんばってねパンチ




きっとできるexclamation×2






T.N






posted by TAS at 14:34| Comment(0) | 絵画