4月
月島アートスクールの小さ裏庭は花でいっぱいです


四月のキッズクラスは
『自然の色から描こう』
植物が持つ色素はどんな色かな
まずは葉っぱ・花を集めて実験してみましょう



たくさんの種類の植物を集めることができました

ハート型をした葉は「どくだみ」お茶として飲まれます

臭い匂いがするけれど体に良い葉
黄色が鮮やかな「たんぽぽ」この花を見ると春の色って感じます

採取した植物をスケッチして
花びらをスケッチブックにすりつぶしてみましょう

どんな色が出るかな?花と同じ色かな?違う色かな?

今度は
すり鉢ですりつぶし色水作り

おおお!
だんだん色が出てきました

植物と色水見比べて見ます

うん

紫の花の色水は黒ぽくなりました お花は鮮やかな紫なのに
この植物のもつ色素は
昔の昔 絵の具がない時代の人が絵を描く色として使ったのでしょうか?
絵具の始まりは自然の物をすりつぶして作ったそうです
自然の色を使った代表が
『顔料』
草汁などを原料とした物を『自然顔料』といいます
後、天然色素を活かした染物に『草木染め』があります
植物の葉・茎・花・根などを煮出した液で繊維を染める技法です
煮出すことで色素がよく出るそうです
染まった繊維の色は淡い優しい色
化学染料は濃く付きますが、草木染めは濃く染めるのには手間がかかるそうです



みんなよく観察しながらスケッチできました
お花、葉っぱの形もよく見るとおもしいものや、気持ち悪い物がありました

色水はこんな綺麗な色になりました

それぞれお気に入りの色があり、すりつぶして喜んだり、がっかりしたり
子ども達の表情もおもしかったです
太古の人も同じ色発見していたのでしょうか

こんな綺麗な色をみたら絵を描いたり染物にも挑戦したくなりますね