2016年05月23日

2016年3月 英語で1dayワークショップ・フロリヤン先生とランタン制作

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3月26日に行われた「英語で1dayワークショップ」は、オーストリアからアーティストのフロリヤン・ディビチェックさんを特別講師として迎え、盛況のうちに無事終えることができました。

ヨーロッパにはSt.Martin's Day(聖マルティヌスの日)という行事があり、ヨーロッパではこの日、子供たちが手作りのランタンを手に教会まで歩くそうです。その慣習に倣い、今回のワークショップでは親子でランタン制作に取り組みました。本来は11月に行われる行事ですが、日本にいながら本場のヨーロッパ文化を直接体験できる、貴重な時間となりました。

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ワークショップのはじめは、まずフロリヤン先生の母国オーストリアについて画像や音楽を交えて紹介していきます。豊かな自然、芸術文化など、オーストリアには魅力的なものがたくさん。

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プレゼンのあと、いよいよ制作開始です。

トレーシングペーパーを丸くのり付けするところが一番難しいところ。
フロリヤン先生に手伝ってもらいながら、完成へ向かいます。

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完成したらさっそく火を灯して、夜の公園にランタンウォークへ!

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暗がりに浮かぶランタンがとても幻想的です。
散歩から帰ってきたら、みんなで教室前で記念撮影をしました。子供たちは興奮冷めやらぬ様子。

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最後はささやかなパーティーを楽しみました。
フロリヤン先生といろいろ話して、子供たちにとっては刺激的な一日となったのではないでしょうか。

またチャンスがあれば、海外からアーティストを招いてワークショップを企画したいと思います。


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2015年09月30日

アンリ・マティスB Henri Matisse Cut-Outs

南フランスの保養地、VENCEは、晩年マティスが暮らした小さで静かな街です


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中世の街並みが今でも息ずき、街角にはギャラリーやカフェがあちこちにたたずみ


壁にはピカソやシャガールなど、この町で暮らした名だたる巨匠の名画が


さりげなく飾られていることに驚かされることもあります。





なんといってもこの町で暮らしたマティスの晩年の作品の一つとして


 
教会の建築デザインは見ておかなくてはなりません。




ドミニコ会修道院 ロザリオ礼拝堂
La Chapelle du Rosaire


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(可愛らしい女の子が建築を見ながらスケッチをしていました)

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入口にはドローイングを思わせるタイル画がかけられています



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内部の礼拝堂は撮影禁止のため、残念ながらご紹介できませんが、


マティスがインスピレーションを得て制作してきたこれまでの


ドローイングや切り絵の源泉がそこかしこに見られ、


 
とても感動しました


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ステンドグラスには、なにやら見覚えのあるフォルムが見られますね・・・・・・・!



ミモザのモチーフを連想しませんか  わーい(嬉しい顔)



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金魚のいる裏庭の水辺


マティスは、金魚をモチーフにした室内風景も制作しています





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空間をデザインすることは、マティスにとってはこれまでの制作の


 
集大成として大切な仕事であったに違いありません。




繰り返し繰り返しドローイングを重ねながら模型をつくり、


自身のルーツを確かめ、心のよりどころとして、また魂の根源を見つめなおす作業であったかもしれません。



もしフランスに行かれることがあったら、ぜひVENCEにいってみてはいかがでしょうか



 
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礼拝堂の内部写真は探すと多くの資料がありますのでぜひご覧になってみてください


ヴァンス案内




Y.N

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2014年03月23日

レッジョ・チルドレン REGGIO CHILDREN (2)

レッジョ・チルドレン REGGIO CHILDREN (2)

レッジョエミリアのアート教育  つづき





そして、現在これらの教育に大きな支援を惜しみなく行っているうちの一つに、


日本ではファッションブランドとしても有名な MaxMara マックスマーラがあります


世界中で事業展開され、ファッショニスタはじめ多くの人々に愛されているこのブランドは



イタリー国内で縫製するこだわりがあることでも知られています







レッジョエミリア市を本拠地とするMaxMaraの工場の一つは、現在



Collezione Maramotti, Reggio Emilia  というコンテンポラリーアートの



コレクションルームになっています



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美しい庭園にたたずむ近代的な建築




創設者のMaramotti氏は世界的な現代アートのコレクターであり、支援者でもあります







若いアーティストの意欲的な「プロジェクト」が常に行われています





その審美眼によって集められた作品を時代背景や作家のことなど



一つ一つ丁寧に見せていただきました






写真撮影ができず、画像がありませんがあせあせ(飛び散る汗)



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ギャラリー関係者の紹介で館内のミニパーティーに




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(MaxMaraファミリーのNicola GerberMaramottiさん、ディレクターDr.Lorand Hegyiさんと)



とてもあたたかく、気さくにお話してくださり、感激しましたわーい(嬉しい顔)






小さな街で行われている地道でありながら先駆的で意欲的な幼児教育、



多くの人々が参加する街ぐるみでのあたたかな支援、ゆっくりと子供たちの成長を見守る



環境、とてもうれしくなりました




日本では、日本ならではの環境や、地域の特性をいかしたアプローチがきっとあるに違いないグッド(上向き矢印)


そんな宝探しを子ども達の声を丁寧にすくい取りながら、より多くの方々とこれからも行っていけたらいい



なあと、おもいましたわーい(嬉しい顔)







Y.N





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レッジョ・チルドレン REGGIO CHILDREN (1)

レッジョ・チルドレン REGGIO CHILDREN(1)

レッジョエミリアのアート・アプローチ





少し前になりますが、イタリーは北にあるレッジョ・エミリア市にあるレッジョ・チルドレン/プレスクール 
(Preschools and Infant-toddler Centers-Istituzione of the Municipality of Rejjio Emilia)を訪れました


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住宅街にひっそりとたたずむこの施設は、0歳〜未就学児童が先駆的なアートの幼児教育を行う取組で



世界中から多くの研究者が訪れます


最近は日本でもギャラリーなどでも度々紹介され、レッジョ・アプローチを取り入れる幼児施設が



増えてきたことから耳にされたことがあるかもしれません目






私もとても興味をもっていたので、視察させていただきました


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ホール中ほどにあるカフェ




また、大きなホールには子どもたちの制作した作品が展示されていました(撮影禁止のためご紹介できず残念ですが)

大きな布がねじったり切り裂いたり人間のような何か不思議な色々な形になったものが天井から吊るされて


いたり、ペンで描いたはがきサイズのドローイングや、赤土色のセラミック作品などなど・・・



たくさんの作品が美術館のように美しく展示されています





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「光と影」のアプローチでは、プロジェクターやパソコンで壁に映像を映し出す遊びや


光のチューブやプラスティックの素材、

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「ナチュラル・マテリアル」では、いろいろな自然の素材砂・石・ドライの果物や野菜などなど




他には様々な素材でできたリボン・コード・ヒモ・糸など



こういった豊富な素材は地域の住民や保護者が協力して定期的に集め、常にそこにあるように


準備されているとのことです





できるだけたくさんの豊富な素材に触れ、インスピレーションを刺激し、その中からイマジネーション


を引出し、できたものは指導者が「具体的な何か名前」を問うのではなく、子どもたちの自然な


欲求から生まれた何かを肯定するというプロセス自体をとても重要視していますひらめき



指導者や教育関係者のカリキュラム研究会やミーティングも頻繁に行われ、市民美術館では


その成果を展示するプロジェクトも度々開催されています



何より「地域全体で」アートに触れ教育に取り組んでいく試みが、



長い年月を通してゆっくりと育まれ、ドキュメンテーションをして記録・保存されている


地道な取り組みに心から共感しました









もしかすると、「アート」というと何か「芸術」や有名な作家の「作品」というイメージが

あるかもしれません




でももう少し身近に考えてみると


アートは、日常の中で生まれる「発見」または、「コミュニケーション」または



「わくわくするような「学びと遊び」「驚き」何ともいえないような「不思議」


そして、他者と自分、自然と科学、自国と外国をつなぐ「言葉」


・・・いろいろな可能性が生まれているような気がします








レッジョ・チルドレンのこれらの取り組みは、街の大きな遺産であり、将来を担う子供たちにとって



学び育つ街への誇りと愛着となるのであろうと思いましたわーい(嬉しい顔)







Y.N





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2013年11月14日

Wien 訪問記(1)LEOPOLD MUSEUM &ZOOM Children's MUseum

Wienウィーン 訪問記(1)ZOOM Children's Museum & LEOPOLD MUSEUM


先日、オーストリアはウィーンを訪問しましたわーい(嬉しい顔)


芸術の都ウィーンでは、子どもたちはどんな環境で、どんな作品を作っているのでしょう・・・・exclamation&question




私も、わくわくひらめき





最初に訪れたのは、通称「 MQ 」Museums Quaterier と呼ばれる地区ですIMG_8169.jpg





ウィーンのメインストリートからほど近いここは、「mumok/Museum Moderner Kunst Stiftung Ludwig Wien)」近代美術館ウィーン・ルードヴィッヒ財団
(近代〜現代美術の作品展示)、

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そして「LEOPOLD MUSEUM」レオポルド美術館 (エゴンシーレ作品の展示等)近代美術,「

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(現在は、ココシュカの展覧会が開催中でした)



KUNST HALLE Wien Museum Quater (現代美術展会場) 」,


「Design Forum」ミュージアムショップ、カフェ等,




「Architecture Zentrum Wien 」ウィーン建築センター、(Az W),




そして、子どもたちのための造形ワークショップや作品展示が行われている「ZOOM Kindermuseum ズームこども博物館」があります



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Zoomを見学させていただきましたわーい(嬉しい顔)





館内にはミーティングルームのほか、幼児が遊べるプレイルームや、
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ワークショップが行われるアトリエ、





そして大きな大きなインスタレーションが展示中でした




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アトリエには、さまざまな素材(EX.糸 紙、新聞紙、ペットボトルの蓋、土、ボトル、などなどetc )、が美しく並べられ、思い思いの創作意欲が引き出されるような空間でしたひらめき





ここでは、主に3歳〜14歳までの子どもたちがそれぞれのワークショップのプログラムによって年齢分けされ、バラエティに富んだプログラムでアートを学ぶ機会が与えられています








例えば、「ZOOM TV」(8歳〜14歳)のプログラムでは、自分たちでアニメーションのプログラムを考え、創作する(ニュース番組からクッキングまで!)とか、
グリッターなどキラキラ素材を使って「ブルーオーシャン青い海の世界」を作ってみよう(3歳~12歳)など、わくわくするようなプログラムが学校のお休みの日を利用したり年間を通じておこなわれています







敷地内に、近代~現代の歴史を学べる作品が並ぶ美術館が併設されていて、本当に
羨ましい環境だなあと思いましたわーい(嬉しい顔)







Y.N







posted by TAS at 23:14| Comment(0) | 世界のアート