さあ、いよいよ作ったピンホールカメラで写真を撮影してみましょう
お日様がピカーンと

出ていて、日差しが強いとコントラストが美しい写真が撮れるそうですよ
カメラを三脚に固定して動かないようにします
そして太陽の光の強さにより、シャッターを開ける時間をタイマーで計ります

佃の古い街並みや、お店の軒先、高層ビルや、隅田川など場所を変えながら色々な風景を撮影しました
そしてなんと〜〜!この日の佃は3年に一度の住吉神社の例大祭

クライマックスで、大勢の人が沿道を練り歩きおみこしを担ぐ若衆が「差せ、差せ」と掛け声が響いていました

(画像は
http://www.tsukuda.chuo.tokyo.jp/ より)
そんな様子を楽しみながら最後は動く人物の撮影です

さてさて、たくさん撮れたところでピンホールカメラで撮った写真を現像してみましょう!
狭い空間で、窓からもれる光をシャットアウトし、黒張りして暗室をつくりました
中に入るとまっ暗闇で、しかも暑〜〜〜い

現像液は3種類あります

トレイにそれぞれ撮影した印画紙を浸していきます
暗闇の中でほのかに形を表す様子にいつの間にか暑さなど忘れていました
現像した写真はしっかりと流水で数分間流し、吊るして乾燥させましょう


美しい写真が撮れましたね

ピンホールカメラは一度作っておくとまた何度でも使用することができますよ

「光と影」モノの形は陰影によって普段見慣れた姿形に新しい発見をもたらしてくれることでしょう
手作りでカメラを作るのも、自分で写真を現像するのもとっても大変だけど、カメラの仕組みを学び
光と影の映し出すコントラストに感動しました
デジタルカメラがなかった時代、昔の人々はどんな思いで撮影し、写真を見たのか、想像してみましょう
また、長い歴史の中で写真はどんな変化を時代にもたらしたのか思いをはせるのも面白いかもしれません
Y.N