今回のテーマは「大きなモチーフを描く」です

モチーフは、大きな観葉植物と、キジの剥製。
左右に広がった茎や、入り組んだ葉っぱは
画用紙の中に収まり切らないくらい大きいです

子どもたちは、この難しいモチーフと格闘

キジを中心に描く子が多かったのですが、
やはり目を惹くからでしょうか。
キジの模様は美しく複雑なパターンなので、
模様を追って描くのは大変です

でも、よ〜〜く観察して、粘り強く描いてくれました。
植物は、葉が全方向に伸びていて、重なって見えるので、
これもまた、形を追って描くのが大変なモチーフです。
デッサン・写生には、粘り強さが求められます。
物事に粘り強く取り組む力は、
子どもたちが身に付けるべき能力の一つとしてとても大切ですが、
デッサン・写生に真剣に取り組むことを通して、
「観察する力」や「物事に粘り強く取り組む力」が形成されるのです。
小さなモチーフを精密に描くことも大切ですが、
大きなモチーフを画面いっぱいに描くことで、
モノとモノの位置関係や、構図、バランス、奥行といった、
より広い視点で、物事を観察することができるようになるでしょう。
【キッズクラスの最新記事】