2019年02月07日

木炭デッサン


小学生クラスでは、木炭デッサンを行いました。



木炭は、ヤナギなどの木の炭でできた画材で、



鉛筆と同様に、デッサン等でよく使用されます。



鉛筆と比べると太く濃いタッチになるため、



力強くインパクトのある画風が特徴です。



DSC_5761_edited.jpg



デッサンの前に、まずグラデーションを作る練習をしました。



濃淡の階調が描き分けられるようになるのは、



デッサンでは重要な技術です。



隣り合ったマスの階調が徐々に変わるように木炭を乗せます。



そのわずかな差を見分けられるようになることが、



モノを視る目を養います。
DSC_5762_edited.jpg
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グラデーションが描けるようになったら、



次はいよいよ、球体のデッサンに入ります。


DSC_5980_edited.jpg


立体感を出すために重要なのは、光の方向を理解することです。



上の写真の場合は、左上から光が当たっていますね。



その場合に一番暗くなる部分はどこになるだろう、



立体感を出すためにはどの部分に濃淡をつければ良いのだろう、



ということを理論的に考えて描きます。



デッサンは、形のとり方や光と影の陰影の付け方にルールがあるため、



そのルールを意識しながら、観察することが重要です。



DSC_5759_edited.jpg




DSC_5760_edited.jpg




DSC_5982_edited.jpg


子どもたちは木炭の使い方に慣れなかったり、



形のとり方、陰影の付け方に試行錯誤しながらも、真剣に取り組み、



球体の木炭デッサンを完成させてくれました。


DSC_6059_edited.jpg



DSC_6060_edited.jpg



DSC_6061_edited.jpg



DSC_5983_edited.jpg




posted by TAS at 12:46| Comment(0) | 日記
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