秋禾アートスクールは、重慶市にもう一つスペースがあります
この地域は、新興住宅街としてやはり多くのマンションが建設されています
スポーツ専門のスクールも様々な種類があり、アートや音楽も
皆興味津々だそうです
私が訪問した際は、新しいスペースの内装をスタッフが施工している真っ最中でした
内装は全て先生たちによりハンドペインティングで描かれています
月島アートスクールを訪問していただいた際の看板も設置されていました
入口のイーゼルには子ども達の絵が飾られています
制作のアトリエは、年齢によって部屋が分かれており
とても可愛らしいインテリアでした
これからここで子ども達によってどのような作品がうまれていくのでしょうか
想像するだけで楽しそうですね❣
そして、ここから重慶市を離れ、秋禾アートスクールの提携校がある成都に向かいます
成都に向かう途中、先生方の母校である四川美術学院のキャンパスを案内していただきました
四川美術学院は、中国の名門美術大学の一つで、重慶市の重点学科に指定されています
この沙坪壩区は重慶市の管轄区で他にも重慶大学、西南法政大学など他にも
数十の大学や企業が集積している地域です
エントランスには歴代の卒業生氏名が刻まれています
歴史画(中国画)、油絵科、彫刻家、のファインアートのほか、映像科、デザイン科、美術教育学等
専門学科が設置されています
中国の美術大学の入試倍率は大変なすさまじさで、入学できるのは最低でも1000人に一人、
学科によっては2000~3000倍率を勝ち抜いた先鋭達が入学を許されるそうです
日本の大学のように私立大学がほとんど無い状況や、
人口が日本の10倍以上であることを考えるとそれもある意味当然なのかもしれませんが、
それにしても大変な受験競争なのでしょうね

四川美術学院の敷地内は、大学キャンパスというよりは
ひとつの街のような広さで、敷地内は各国チェーン系レストランやカフェ、銀行、
美術館、公園、スポーツ施設、寮、図書館などが点在しており、
徒歩ではなく車や自転車で移動がメインとなります
四川美術学院大学美術館
大学美術館では教授や学生の展覧会が開催されていました
平面作品はもちろん、彫刻やインスタレーション、ヴィデオアート、写真等
多彩なメディアによる表現がありました
中国国内から生徒が集まるため、ほとんどの学生は寮に住み
制作に励むそうです
学生さん達とランチを共にし、
次の訪問地、成都に向かいました
Y.N
秋禾アートスクール(成都)との国際交流(3)へ続く