2018年12月20日

伝える言葉のイメージ ―漢字の世界― 


文字はフォントといって、様々な字体が存在します。


日本語だったら、私たちが一般的に使っているのは


明朝体、ゴシック体、丸ゴシック体、ヒラギノ、ポップ体、


楷書体、行書体・・・


それぞれのフォントに表情があり、


丸ゴシック体を使うと柔らかい印象になったり、


筆文字のような行書体で和の印象にしたり。


文字のデザイン一つで文章の印象が変わります。



手書きで書いても同じように、


ポスターやハガキで文字を装飾して華やかにしますよね。


では、筆で描いた漢字のデザインはどうでしょうか。


私たちが筆で文字を書く時に習うのは、楷書体や行書体がほとんどですが、


今回は普段の書き方に捉われず、


好きな漢字を自由にデザインしてみました。



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漢字は表意文字に分類され、それぞれの文字が


一定の意味を持った形や音を表しています。


その意味を伝えるために、どのようなデザインにするか考えます。



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筆と墨で書いているので、滲みや擦れ、


墨汁の濃淡もデザインの一部として活かします。


DSC_5397_edited.jpg


桜が「咲」くという文字を表しています。


DSC_5394_edited.jpg


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手書きで文字を書く機会が減ってしまっていますが、


漢字の意味を思いを込めて書いてみると、


見る人に強く印象に残るアート作品となるかもしれません。



posted by TAS at 14:07| Comment(0) | キッズクラス
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