10月に入り、肌寒い日も続くようになりました。
秋には食物が実り、葉が紅葉し、自然の色が黄色や赤色に染まっていく季節です。
今回はそんな、秋の色を観察する課題です。
自然の中にはたくさんの諧調の色が織り交ざっていて、
リンゴひとつとっても、赤色、オレンジ、黄色、黄緑、茶色、赤紫など、
様々な色が存在します。
子どもたちは、例えば リンゴ=赤 と一色に塗ってしまいがちですが、
よく観察して、この微妙な色調の変化を捉えてみましょう。
まず、教室で用意した柿、ぶどう、栗、なし、リンゴなど、
秋の収穫物をよーく観察します。
そしてその色を再現するために、絵の具を混色します。
なるべく近い色を作るには、どの絵の具をどのくらい混ぜたら良いんだろう?
自然の色が持っている、些細な色の変化も感じ取り、
表現しようとしています。
ぶどうは思っていたより青かった!など、
改めて観察すると、思っていた色と違うことがわかってきます。
ここで作った色紙を基に、秋の情景をテーマにした切り絵を制作します。
ハロウィンモチーフも登場します。
このレンガの色調、とても綺麗ですね!
落ち葉の中に、バッタとカマキリが隠れています。
パステルと併用して制作すると、このような仕上りになります。
綺麗ですね!
秋には十五夜もありますね。
子どもたちからは色々な発想が出てきます。