10月の秋晴れの気持ちいい季節
月島アートスクールでは、地元の『パブリックアート』を
めぐり、鑑賞する探検に出ました



佃は狭い地域ですが、
沢山の彫刻、モニュメント、オブジェを見る事のできる
とても、恵まれた地域です。
子供達の目で見ると何を感じ取ってくれるのか
楽しみです

『パブリックアート』とは、
野外彫刻のことを指します
彫刻や絵画を見る場所というと、美術館を考えますが、
アメリカのニューヨークからストリートアートが発展し、
アートが身近になり、多くの人々が日常的に楽しめるようになりました

外にある彫刻は触れることもできますし、景色の変化と共に鑑賞する
ことができます。
生徒達と360度ぐるぐる観察してきます!
この中央大橋と、橋のたもとのパリ広場は
平成11年に日仏友好の証として作られました
こちらの彫刻作品は
世界的に有名な作家
オシップ・ザッキン (Ossip Zadkine) 作
「メッセンジャー」
1890〜1967年 ロシア出身
フランス パリで彫刻を学ぶ
こちらの作品は1937年のパリ万国博覧会に出品した物で
日本とフランスの友好の記念として贈られる際、木で造られた彫刻を
ブロンズに鋳造しました
ザッキンは、
アフリカの黒人彫刻に影響を受け、面がカクカクした
キュピズムの方法で彫刻を制作されたそうです
中央大橋の真ん中に立っているこの像は、橋側には背中を向けています
この像は何を毎日見ているのかな?
どんな顔をしているのかな?
室内と外(この場所)どっちらの場所にあるのが良いと思う?
と、様々な質問をしてみました。
「外にある方が似合う」
「スカイツリーを毎日見ている」
「今日は寒いなー、晴れたら気持ちいい」
と、その像になったようにイマジネーションを膨らませて答えてくれました

パリ広場にある
「友情から未来へ」のモニュメント
銀色のアーチ型のモニュメント
土台には250枚の子供達の絵が描かれたタイルがはめ込まれいる
「人と人が仲良くなる形ってどんな形?」
「自分だったらどんな絵をタイルに描く?」
生徒達は元気に走り回りながら、大きな声と、体で答えを伝えてくれました

いつも通り過ぎていた作品、一つ質問を投げかけると一人ひとり
意見を持っていることに気づかされました

今回のパブリックアートや東京湾岸エリアのアートスポットとして、
三井不動産レジデンシャルの「みんなの住まい」のサイトに掲載させて頂いています。
こちらも月島アートスクールのスタッフが案内してますので、是非ご覧になって下さい