2015年03月10日

手を描く 鉛筆デッサン

先日は小学生は鉛筆デッサンで手を描きました



人の形、人物の全体像を描くときは、ついつい同じようなポーズになりがちだったり、

自分が描きやすいポーズの人間ばかり描いてしまうことがありますあせあせ(飛び散る汗)




そこで、自分の身体の一部である手をじっくりと見ながら


描いてみましょう




DSC_4397.jpg


まずは、自然に手を開き、手の甲を真上から見たポーズ





DSC_4398.jpg


慣れてきたら、すこしずつ自分の手にポーズをつけていきますよわーい(嬉しい顔)





指には曲げたり伸ばしたりする関節や、曲げたときにできる指のシワがありますね


手のひらは膨らみがあるし、グーの形にしてそのふくらみを横から見てみると

こぶしが丸いボールのように膨らんで見えますね



上から見たときにはわからなかった手の厚みに気づいたかな?








DSC_4396.jpg



手首や指の関節を曲げたりして、もう少し複雑なポーズを付けてみると、

関節だけでなく、指や手首の骨や筋、筋肉が自分の手を形作っていることがわかりますね目







西洋絵画では、人物画や肖像画を描く際、手は大変重要な絵の要素として描かれてきました



手の「表情」は、顔の表情と似たような意味を表していたり、



逆に顔の表情からは読み取ることのできない人物の気持ちや、


これまでの生き様、普段の生活を表す象徴となっていたり


なかなか興味は尽きませんひらめき



 
普段ほとんど意識しない自分の手や誰かの手、


絵を描かない時間も、時折、じ〜っと眺めて見てみてみましょう目


 

デッサンで大切なことは、きれいに上手に描こうと意識する以上に、

描く対象となるモチーフをよく見て観察し、発見し、




それを表そうとすることがもっとも大切なことかもしれませんわーい(嬉しい顔)




Y.N



posted by TAS at 21:39| Comment(1) | 絵画
この記事へのコメント
Posted by perfvolvegimi at 2022年08月04日 22:47
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