先日は、墨や岩彩を使って描く制作の前に、日本の古い掛け軸を鑑賞しました
昔のひとはどんな絵を描いたり書を書いていたのかな?
画集は、京都の南禅寺の美術品コレクションや、昨年上野の森美術館で開催された
ボストン美術館浮世絵名品展のもの、
葛飾北斎の版画の青、とてもきれいですね
そのほか、伊藤若冲の画集もみんな興味津々

付喪神図(つくもがみず) 茶碗や楽が擬人化されていて
妖怪みたい!
日本の四季を描いた掛け軸は昔の人々がどのような生活様式を
営んでいたか発見できたかな?
私たちも、墨を摺って描いてみましょう
遠くの空、遠くの山、近くの森、墨の濃淡の違いを見つけてみましょう
墨で描いて水の量を変えたりして実験したら、
岩彩で着彩もしてみましょう
長細い「掛け軸」に描かれ軸装された展示は普段あまり「和室」や「床の間」に
触れる機会が少ない現代の住宅事情のこどもたちにとっても新鮮だったようです

少し墨で描くのに慣れてきたら、今度は掛け軸にしてみましょう
Y.N