晴れの日も増えてきてまだ2月ながらだんだんと春の気配が近づいてきましたね
今年は花粉の量が恐ろしく多いらしいです・・・

さて今回の課題は「富士山を描こう」です!

富士山が描かれた本物の掛け軸や有名な葛飾北斎の絵を鑑賞したりして、今回は自分の好きな富士山を描いてもらいました
右手に掛けた版画は葛飾北斎です
神田の古本街で本に埋もれた和紙に印刷されたコピーが手に入りました


コピーですが、額屋さんでしっかり額装してもらいました
私たちの住む中央区佃は、その昔佃島といって
小さな小さな人造の島でした
葛飾北斎の富嶽三十六景 にもなんと「武揚佃島(ぶようつくだじま)」
として富士が描かれています!!
江戸湾には小さな船があちこち行き交い、荷物を運んでいます。
現在の佃島は、かつて大阪の摂津国佃村の漁師たちが移り住み
砂州を埋め立てて出来た島です。
海側からはるか遠くに眺める
富士は当時はさぞ美しかったことでしょう
今はマンションやビルにとって変わられ、海や地上からは見えません

版画を見ていると当時はこんなふうに富士山が見えたのかなあ〜
とほのぼのとした気持ちになりますね。。。
さて
下書きをした後は割り箸ペンを使って炭で清書します
動きのある味のある線になりました

日本の象徴である富士山ですが、気温の違いによって上にかぶさっている
雪の形がいろんなものに見たって変わるらしいですね
子供達に教えてもらって初めて知りました・・・

幼児クラス(4歳〜小学一年)とキッズクラス(小学2年〜小学6年)二つのクラスと合同の課題ですが
キッズクラスの子供たちは、湖に映る逆富士や日の出と富士山というモチーフが人気でした

絵の具のグラデーションはもうお手のもの!
富士山も白と水色の2色だけではないよね、と話しながら自然の風景の複雑で美しい色合いを出していきます

中にはスマホを通してみた富士山や、チェキ風の枠をつけた富士山までユニークな富士山がたくさん出揃いました

今年も縁起の良い富士を眺めながら大きく飛躍する年でありますように
