今回は9月10日の十五夜に合わせ、9月はお月見うさぎの制作を行いました。
十五夜は「中秋の名月」とも言いますが、一年の中で最も月が綺麗に見える日だそうです。
一年の中で秋にさしかかる頃は湿気が減り、空気が澄んでいるため月がよく見えるんですね



月見をしながら食べる団子も地域によって違いがあるそうで。
一般的には丸い団子ですが、楕円形や雫型の団子などがあるようです

皆さんもぜひお月見をしてみてくださいね

幼児クラスでは粘土造形を、2年生以上のキッズクラスでは墨絵で屏風の作成しました。
こちらでは、キッズクラスの作品をご紹介します



まずは下絵を作成し、和紙を重ね、その上から墨でなぞりました。
細かい描写をするために、今回初めて割り箸鉛筆を使いました

線画の上からさらに水彩絵の具で着彩を行います。



水彩絵の具のにじみが大変美しく活かされた作品です

ウサギの後ろ姿から余韻を感じる素敵な作品

鮮やかな色彩なのに、影の色や色彩の対比でちゃんと夜に見えています。
シンプルで力強い作品です

中央のキャラクターの表情がなんとも言えず素敵です〜
一面のススキの原っぱでしょうか

奥行きや風を感じる作品となりました!
扉が開き、向こうに月とウサギが見える作品です。
周りに貼った折り染めも、暖かい空気を感じます

こちらは賑やかな作品です。
月の中でウサギ達がパーティーをしています。すごい想像力!






割り箸鉛筆も和紙も、はやく描くと紙が破れてしまったり、線が太くなったり細くなったり滲んだり...と、いつもと違った描き味です。
「なんか変!」「間違えた!」と、初めは思うように行かずに苦戦していた生徒さん達ですが、自然と生まれる線の強弱やじっくりと楽しみながら制作され、味わい深い魅力的な作品になりました




