「リアル色鉛筆画を描こう!」というテーマで、色鉛筆を用い細密に描くことに挑戦しました。
モチーフはビー玉です





透明で、硬くて球体、中には色の帯があり、しかも他方向から光があたり反射している...という、とても難しいモチーフへの挑戦です。
描くにあたり、まずは色鉛筆の技法について練習をしました!
明るい色から強い色へのグラデーションの出し方、混色の方法、塗った後から消しゴムで消し光沢感を出す方法などなど、たくさんの技法を表にまとめます。
なかなか根気のいる作業...大変ですが、なんとかやり遂げました

いよいよ本番です。
小さなビー玉をよく観察し、大きく拡大して描きました。
練習したグラデーションや混色をいかせるでしょうか。
透明な部分の色や影の重なりが、グレーのグラデーションで丁寧に表現されています。
ビー玉を拡大してよく見ると、気泡や地面への光の反射などがきれい!
硬いビー玉の質感がよく表れています

繊細な表現!同じモチーフなのに、みなさん作風が異なりどれも素敵です

こちらも個性的。中の色の帯をとてもよく観察しています。
色々な青色を重ねることで、深みと奥行きのある色合いが出ました。
実物をよく見て一生懸命近づけようと試行錯誤することで、思いがけない描き方や作品の強さが生まれ、印象的な作品たちになりました

色鉛筆の表現の幅もぐっと広がり、彼女彼らの今後の塗り絵が劇的に変わる...かもしれません




