とても久々の教室風景の投稿です。
こちらは2021年1月後半、自画像に取り組みました。
自画像はコンスタントに描く課題になっているので、以前に描いた子もいます。
そんな子達の成長を見るもの講師の楽しみのひとつです。
さて、自画像ですが、まずはF8サイズのスケッチブックにバランスよく大きく描く!
これが中々難しいのですが、みんな説明をするとちゃんとバランスよく大きさをとっていました。
さすがです!
まずは鉛筆での下描きから、よく鏡を見て自分の顔の特徴を掴んでいきます。
顔のバランスは方程式があるので、そのコツを掴めば自画像や人物画は飛躍的に上手くなります。
そんな説明をしながら、取り組む姿は真剣そのものです

下描きが終わったら、水彩絵具を使って着彩です。
水彩絵具は薄い色を根気よく重ねて深みを出していく画材なので、根比べになります

小学生たちは講師たちから口をすっぱくして言われているので、使い方も慣れた子達が多いですね

目の特徴がよく描けています

うんうん、こんな表情するよね

メガネの描き方が奥行きを感じさせます!
こちらも特徴を掴んでいます

耳の細部までこだわって描いています!
髪の毛の艶やマスクの立体を水彩で豊かに表現していますね

右側にはカラーチャートを自分で作っています

色味の基準を持つことはとても大事なことです。素晴らしい!
髪の毛を一本一本描く繊細さと目力の強さが素敵なコントラストです
こちらはあえて鉛筆だけで仕上げています
鉛筆で質感の違いを描き分けています、すごい!
今年はマスクを着用した自画像が多かったですが、逆に心に残る期間だったかもしれません。
さて、次回の自画像までみんなどんな風に成長するか楽しみです
