2018年03月25日

イサム・ノグチから学ぼう  彫刻の鑑賞と紙の立体造形(2)

ワークシートで学んだ後は、


小学生は、自分でも手を動かしながら立体制作に取り組みました





DSC_3211.JPG



DSC_3206.JPG


比較的小さな作品だけに細かい作業と


注意が必要な繊細な造形でした








倒れたり、崩れる場面も見られましたが、



繊細で美しい作品に仕上がりました



DSC_3418.JPG







皆さんは、イサムノグチからどのようなインスピレーションを得たのか、、




それでは作品を見てみましょうわーい(嬉しい顔)

DSC_3486.JPG












DSC_3506.JPG

木の緩やかな構造をいかした作品







DSC_3497.JPG DSC_3503.JPG
紙を組み合わせた造形







DSC_3488.JPG
最小限の支えだけを利用した繊細な造形











DSC_3496.JPG

高さを意識して木の自然な曲がりを取り入れたシンプルな造形









シンプルな材料だけで、ここまでの想像が広がり、


本当に感心しましたexclamation








DSC_3394.JPG

2月の制作で、まだ雪の降る時期でしたが、アトリエの前の

完成した作品はすべて雪の結晶を模したディスプレイと共にしばらくの間


飾らせていただきましたが、



道行く人の目を楽しませてくれたようですわーい(嬉しい顔)
















posted by TAS at 19:48| Comment(0) | 彫刻 立体

2018年03月02日

イサム・ノグチから学ぼう  彫刻の鑑賞と紙の立体造形(1)

小学生は、


「イサム・ノグチの彫刻から学ぼう」というテーマで


紙と竹ひごを使った立体制作に取り組みました



そもそも彫刻っていったいなんだろう・・・


DSC_3164.JPG

彫刻というと、木や石を削ったりして人の姿を

立体的に表したもので、その名の通り漢字で見ると

何か、彫ったり削ったりするイメージがあるかもしれませんひらめき



古代も現代も仏像、宗教彫刻、神々や偉人、ヒーローの姿など

彫刻はそのような具象作品も引き継がれていますが、


近代から現代にかけては彫刻はアーティストによって


さまざまな実験的試みや発展をみせています






その中でも今回は、

戦後世界で活躍した

イサム・ノグチ(1904〜1988)にフォーカスし

近代彫刻について学んでみることにしました



アメリカ人の母と日本人の父のもとに生まれ、

世界中を旅しながら制作をつづけたアーティスト


Isamu Noguchi Museum
www.noguchi.org/noguchi






代表作には抽象的な立体作品が多く残されています




戦後アメリカの公共空間における彫刻作品では、



AP通信社ビルのシンボルレリーフや


レッド・キューブと名付けられたニューヨーク街中の彫刻など・・・。
(画像参照www.noguchi.org/noguchi


redcube1.jpg
Red Cube 1968 New York, NY,Site-specific sculpture in painted steel



また、制作は彫刻のみにとどまらず、庭園、家具、照明、建築、陶芸、舞台美術など

多岐にわたります。





インテリア好きな方は、イサムのデザインした「AKARI」

という照明器具をご存知ではないでしょうか。

テーブル、チェア、


彼は、芸術作品は美術館にのみ留まるのではなく、


より多くの人々や社会と結びつくことに強い関心を持っていました。



また、作品そのものの中に入り込むことが出来るような


公園の遊具(ハワイ・アラモアナ公園の遊具など)や空間の設計にも


思想を拡げ、



その創作は「大地を彫刻する」というコンセプトの下、公園全体の制作にまで取り組みました。



札幌市にある「モエレ沼公園」はそのように着工され、イサムの死後完成した作品です。




公園の設計や遊具のデザインにまで及ぶ話をすると、



子どもたちも「行ってみたい!」「遊んでみたい!」と



俄然興味が湧いてきたようですわーい(嬉しい顔)


「モエレ沼公園」公式サイト







イサム・ノグチから学ぼう  彫刻の鑑賞と紙の立体造形(2)へ続く




posted by TAS at 12:36| Comment(0) | 鑑賞