2017年12月10日

そっくり林檎 りんごのデッサン

みなさんは、果物、と聞いて思い浮かべるものは何ですか?




子ども達に聞いてみると、

はじめに「りんご」という単語が出てくるように思いますわーい(嬉しい顔)

リンゴ、ミカン、ブドウ、ナシ、いちご・・・・などなど



果物の代名詞とも言ってよいほど身近なリンゴ

DSC_1046.JPG


小学生のお兄さんお姉さんには、そんなみんなにとっての身近な果物を

よ~く見てもらう時間をとってもらい、普段見ているリンゴが

果たして「本当に良く見ているのか」という問いかけのような課題に取り組んでもらうことにしました




とはいっても、普段から良く見ているリンゴを


「今日はリンゴをじっくり見ながらデッサンしようね〜グッド(上向き矢印)」と、

講師がウキウキしながら話すと、

「えーーーどうしてそんなにじっくりみなくちゃいけないの〜〜exclamation&question


と戸惑いの声が聞かれたのも事実・・・がく〜(落胆した顔)


たしかに、絵を描く人にとってはリンゴは最初に取り組むモチーフの課題であることが多いため


当たり前と言っても良いオーソドックスな基礎課題ですが、


子どもたちにとってはリンゴをじっと見続けることは、



「いったいなぜそんな退屈なことをしなければいけないの?」



という素直な感想になるのもうなずけます。


DSC_1051.JPG
360度じっくりとリンゴをよく見て描いた後は、

みんなが大好きな粘土もしようよ!


と伝えると、普段から粘土が大好きな子供たちは、


喜んでデッサンにも取り組んでくれました


普段から手を動かすことで何かを感じ取ったり気付きを得たり、


ということが当たり前になりつつあるのだな、ととても嬉しくなりましたグッド(上向き矢印)




DSC_0979.JPG


鉛筆デッサンで光と影を丁寧に拾いながら描きます。

リンゴの色味をモノトーンでどのように表したらよいかな?




そしてリンゴを触ったり、においをかいだり、味わったりした後は

粘土でそっくりに形作ってみましょう

DSC_1052.JPG

並べてみると、白い粘土だけでも不思議な存在感を放つリンゴ




リンゴは丸い?



リンゴはどこが膨らんで、どのくらいの深さでへこんでいる部分がある?



リンゴの軸はどんな形?



DSC_0920.JPG


次は、そっくりな色を塗ってみよう




リンゴの色って果たして本当に赤なのかな?

実際に赤を塗ってみると、

一色だけの赤だけでは本当のリンゴの色には遠く及ばない、ということに


気づいた子ども達



それに「赤」と言っても、黄色に近い赤、茶色に近い赤、オレンジに近い赤、


青や緑に近い赤、など色々な赤があります。




DSC_0917.JPG



下地に緑を塗ったり、きいろをぬったり、いろいろと試行錯誤をしてみます

失敗しても、全然気にしないで大丈夫。




何度も何度も塗り重ねたり、逆に描いた色を拭き取ったりしていくことで、


だんだんと理想とする色に近づいていくよ。




最初からこうだ!という正解を求めず、自分の手を動かしながら、自分の目で見ながら、

自分にとっての正解を求めていくのがアートの面白いところでしょうか。

DSC_0922.JPG

そうして出来上がったみんなにとっての「リンゴ」







さあ、どれが本物のリンゴでしょうexclamation&question(一つだけ、本物のリンゴが混じっています)


DSC_0924.JPG

(リンゴの上にレモンが乗ったユニークなリンゴもありますね目)







リンゴ画像@.jpg


一つひとつが色も形も不ぞろいの面白いリンゴ



これからも身近な物から新しい発見をし、真っ新な目で見て、


試行錯誤しながら堂々と表していってくださいね











Y.N



posted by TAS at 17:10| Comment(0) | 絵画